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「ディープな高齢社会」ニッポンで稼ぐ 消費と流通の先を読む
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2013/09/13 |
JAN | 9784532319045 |
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「ディープな高齢社会」ニッポンで稼ぐ
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
避けては通れない「超高齢化」社会。団塊世代が2017年には後記高齢者に突入、本格的にディープさが増していく。この本はその現実が直視でき、打ち手を考えるための情報が精査されている良書。しかし、読めば読むほど今のままの事業展開では手詰まりになるのが目に見える。危機感を持って早く事業構造を変えないと。 ・移動困難者への対応。お客様に来て貰い、製品をピックアップしてもらい、レジでお金を払ってもらい、家まで持って帰って貰う。今でこそ常識になったセルフサービスが、モビリティーの低下が加速する超高齢化の世の中では通用しなくなる。根底から崩れ去るということ。近くて便利、お届けサービスを本気で考える。 ・後期高齢者がどのようなものを好むのか、研究を進める。今の70代と、10年後、20年後の70年代は全く嗜好が異なる。マック世代が後期高齢者になったら何を食べるか?魚に漬物だけで良い訳が無い。 ・寿命が延びることと、健康寿命が延びることはイコールではない。徐々にフィジカルが衰えるお客様をどう迎え入れるのか。例えば、POPの文字は今のままで良い訳がない。アイラインの位置は当然変わる。レシピはいまだに4人分になってないか。1人前の総菜は充実させてるか。通路幅が狭かったら車いすでは入れない等々。 ・一方で、健康寿命を伸ばすサービス・サポートが出来ないかを考える。年よりは皆、子供に迷惑を掛けたくない。出来得る限り自力で生活したいと願っている。この自力自尊を叶えるサポートが出来るものは大きな需要を創出できる。 ・絶対数は少ないが、未来の中心顧客になる若年層の囲い込みを真剣に考える。現状のブランド支持者が高齢化してきてないか?若年の取り込みに手を打てているか? 若年層でも特にキーとなるエントリー層を絞り込んで手を打つ。結婚してから数年はレシピが増えるが、その後は新しいレシピを学ぼうとしない。結婚直後の「新妻」がエントリー層として重要。この時期にいかに自社製品を使ってもらうかを考える。味の素のアジパンダ、ギャル攻略、雪山のマジック19企画等、 ・全体のパイが縮む中でもコンビニは好調。他業態から需要を奪っているから。どのような客を、どこから、何で(どのような製品・サービスで)奪うかまで考え抜いて仕掛けてきている。誰に何を売るかで思考を停めずに「どこから奪うか」という視点を持つ。
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いわゆるシニア層へのアプローチを考えるための指南書。人口規模は確かに大きくはなるだろうが、市場規模としてはどうか? いわゆるシニアが市場としてしっかりと成り立つためには、平均寿命が90歳になろうとする時代では70歳くらいまでは働き続ける必要があるのではないか? そういう社会体制が...
いわゆるシニア層へのアプローチを考えるための指南書。人口規模は確かに大きくはなるだろうが、市場規模としてはどうか? いわゆるシニアが市場としてしっかりと成り立つためには、平均寿命が90歳になろうとする時代では70歳くらいまでは働き続ける必要があるのではないか? そういう社会体制が成り立っていないと、シニア層が市場として成り立ちにくいような気がする。 そこの視点がなかったが、分析そのものは参考になった。
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団塊世代の高齢化により増える前期高齢者は2016年にはピークアウトし、その後は75歳以上の後期高齢者だけが増える時代がやってくる。車の運転を止め、酒を飲むのを止め、店まで歩いてくるのが難しい人が増える「ディープな高齢社会」がやってくる。 人口動態の変化、加齢による需要の変化をもと...
団塊世代の高齢化により増える前期高齢者は2016年にはピークアウトし、その後は75歳以上の後期高齢者だけが増える時代がやってくる。車の運転を止め、酒を飲むのを止め、店まで歩いてくるのが難しい人が増える「ディープな高齢社会」がやってくる。 人口動態の変化、加齢による需要の変化をもとにした、高齢者向けの市場開拓のヒントを与えてくれる。それは、メーカーだけでなく小売業にも当てはまる。また、高齢者への需要対応だけでなく、未顧客層である若年層への対応にも触れているのが面白い。普通はシニア向けならシニア向けと限定することが多いが、俯瞰して見る必要性を再確認した。市場が縮小する場合は、全セグメントにわたる需要喚起が必要ということ。 シニア向けのインプットと思ったら後半は異なる内容だったが、イシューを再確認するには良い書籍だった。「新しいことをはじめる」「自分をマクロにつないでおく」「時を味方にする」「会社の仕事を通じて社会に貢献する」という考え方には激しく同意。
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