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北摂山物語
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 風詠社/星雲社 |
発売年月日 | 2013/10/21 |
JAN | 9784434184260 |
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北摂山物語
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ミステリ作家であった兄・多島斗志之(本名:鈴田恵)の足跡をたどるため、多島の遺作となった『黒百合』の舞台・六甲山に登ろうと登山をはじめた著者のエッセイ。六甲山に登るため、著者は自身にとって身近な北摂の山々を登ってゆき、その山々自体に惹かれてゆく。そして、六甲では『黒百合』作中に登...
ミステリ作家であった兄・多島斗志之(本名:鈴田恵)の足跡をたどるため、多島の遺作となった『黒百合』の舞台・六甲山に登ろうと登山をはじめた著者のエッセイ。六甲山に登るため、著者は自身にとって身近な北摂の山々を登ってゆき、その山々自体に惹かれてゆく。そして、六甲では『黒百合』作中に登場する場所を訪ねる。 六甲を訪ねたあとも、著者は登山を続ける。続けるうち、自分という存在そのものを見つめ直したり、ある人との出会いで山登りの本質を教わったりなどする。 わたしは都会育ちの都会型人間で、登山したことはない。北摂地域も馴染みはないが、描写や写真から風景を想像しつつ読むことができた。六甲の章では無性に『黒百合』を再読したくなり、この本の読後に再読した。また、北摂の山々にまつわる歴史や信仰の話、著者の「人間」に対する考えかたについても興味深く読んだ。
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