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サウンドとメディアの文化資源学 境界線上の音楽
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社 |
発売年月日 | 2013/10/23 |
JAN | 9784393332948 |
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サウンドとメディアの文化資源学
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2023年度共通テストの評論に使われた本。 音楽や芸術は、はじめから音楽や芸術として「ある」のではなく、社会的・文化的コンテクストの中で音楽や芸術に「なる」ものだ、というのがメインの主張で、音楽やってる身としてかなりおもしろかった。 タイトルに「文化資源」という言葉が使われて...
2023年度共通テストの評論に使われた本。 音楽や芸術は、はじめから音楽や芸術として「ある」のではなく、社会的・文化的コンテクストの中で音楽や芸術に「なる」ものだ、というのがメインの主張で、音楽やってる身としてかなりおもしろかった。 タイトルに「文化資源」という言葉が使われているが、これは、「資源はいつでも誰にとっても等しく資源であるわけではなく、その意味や活用法に気づいた者にだけ、その価値が現れてくる」という意味も込められていて、「音」が「音楽」=価値あるもの=「資源」になるという状況をよく言い当ててる良いタイトルだと思った。 筆者は今回特に「何が音楽で、何が音楽ではないのか」という部分に着目して論じるにあたって、そのちょうど境目にいるようなものを扱っているのだけど、それが副題の「境界線上の音楽」という言葉に込められているっぽい。 タイトルのつけ方が良い。 最初に総論があり、その後で各論がある構成なのもわかりやすくてよかった。 かなり分厚い本で読むのは大変だったが、わかりやすくて読みやすい文章。 総論だけでも充分読む価値のある本だと思った。
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