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フランス文学と愛 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/10/19 |
JAN | 9784062882286 |
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フランス文学と愛
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フランス文学と愛
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
なにかのTV番組で、寺島しのぶさんがパートナーのことを「アムールの国の人」と表現していたのをふと思い出して読んでみた。 「愛」という言葉は難しい。日本では仏教や儒教の影響が強い文化である。仏教では強い執着と欲望の充足を示す言葉でもあるらしい。悟りを得るために乗り越えなければなら...
なにかのTV番組で、寺島しのぶさんがパートナーのことを「アムールの国の人」と表現していたのをふと思い出して読んでみた。 「愛」という言葉は難しい。日本では仏教や儒教の影響が強い文化である。仏教では強い執着と欲望の充足を示す言葉でもあるらしい。悟りを得るために乗り越えなければならない苦しみの一つとしても語られているようだ。儒教では「仁」もまた愛と説く。いずれにしても厳しい言葉だと感じる。 まったく異なる背景、キリスト教や元々のフランスという土地ではぐくまれた「愛」はどのようなものなのか。 その言葉の変遷を文学や当時の人の書簡から解き明かしている。 以前読んで全く分からなかったので放り出していた『ガルガンチュア』と『パンタグリュエル』の解説が「親子の愛」の項であり、「そうなのか!」とすごく納得した。正直この本を読むまで何で名作古典なのかが理解できていなかった。 ちなみに読んでもアムールについてはまだ霧の中といった塩梅で良くわからなかった。 まあ、仕方ないね。
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フランス文学は殆ど読んだことがなかったので,驚きだった。変な国であることを再認識。 新着棚にあったので借りてみた。
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フランス文学を「アムール」を切り口として、男女、親子の間の「愛」、現代の「愛」という視点で読み解いていくもの。大変面白い本でした。
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