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スノーマン(下) 集英社文庫
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スノーマン(下) 集英社文庫

ジョー・ネスボ(著者), 戸田裕之(訳者)

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スノーマン(下) 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/10/18
JAN 9784087606751

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商品レビュー

3.5

25件のお客様レビュー

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2023/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上巻より) 遺伝的な病気がきっかけで自分の出生の秘密を知り復讐へと発展する、 という同じような話を比較的最近読んだ気がするので、 そこらへんは予想の範囲だった。 とはいえ、前作からの登場人物が重要な役割を果たしたり、 新しく登場した女性刑事が容疑者になったりと、 それぞれの存在にほんのりとした違和感を感じさせながらも 予想外の展開で面白かった。 シリーズの中で最初に翻訳されただけのことはある。 新しい刑事部長がハリーをかばって辞表を書きかけたのも驚きだったが、 かつてのハリーの庇護者であった上司が、 亡くなっていたのにはショックを受けた。 普通に引退させるのではだめだったのだろうか。 個人的に世話になっていた心理学者は病気になっているし。 そして、ハリーの部屋のカビを除去してくれた 少々不気味な男は今後再び登場しそうな雰囲気だったが、どうだろう。

Posted by ブクログ

2021/04/13

スローペースな上巻と打って代わり、下巻に入って物語が一気に動き出すが、展開が二転三転する割に技巧性が感じられない筋書きで、終盤は勢い任せの力技で押し切った印象が強く残る。とりわけ、犯行の経緯を全て犯人の独白で済ませてしまうのはミステリーの謎解きとして安易過ぎやしないか。あとがきに...

スローペースな上巻と打って代わり、下巻に入って物語が一気に動き出すが、展開が二転三転する割に技巧性が感じられない筋書きで、終盤は勢い任せの力技で押し切った印象が強く残る。とりわけ、犯行の経緯を全て犯人の独白で済ませてしまうのはミステリーの謎解きとして安易過ぎやしないか。あとがきにて訳者が『様々な要素が作品を重層化させている』という私見を述べているが、その不純物の数々が物語のテンポ感や緊迫感を刮ぎ落としている様に思えて仕方ない。第37章での父子の会話は実に感動的だが、それ以外に惹かれる部分を見出せなかった。

Posted by ブクログ

2018/10/23

時流に乗る北欧ミステリ。中でもノルウェーの俊英ネスボの人気は高く、順調に翻訳出版が続いている「幸福な作家」の一人だ。本国ではロックミュージシャンを兼ねているらしく、勢いのままに突っ走る独特のリズム/熱気に溢れた文体は、バックボーンに根差すものなのだろう。ただ、構成の緻密さには欠け...

時流に乗る北欧ミステリ。中でもノルウェーの俊英ネスボの人気は高く、順調に翻訳出版が続いている「幸福な作家」の一人だ。本国ではロックミュージシャンを兼ねているらしく、勢いのままに突っ走る独特のリズム/熱気に溢れた文体は、バックボーンに根差すものなのだろう。ただ、構成の緻密さには欠け、破綻すれすれとなる危うさも抱えていると感じた。 本作はオスロ市警察の刑事ハリー・ホーレシリーズ、2007年発表の第7弾。雪に覆われた街で女性を狙う殺人鬼が出没する。過去10年間にわたり未解決となっていた失踪事件との関連性も浮上。いったい何人が犠牲となったのかも不明で、事態は混沌の様相を呈した。不遜にも殺人者は現場近くに不気味な雪だるまを残すことで存在を誇示し、警察を挑発する。「スノー・マン」の意味するものとは何か。凍てついた街の闇へと潜り込んでいったホーレ自身だったが、やがて窮地に追い込まれていく。 下地は警察小説だが、一匹狼的な主人公と謎解きを重視したマイクル・コナリーのボッシュシリーズに近い肌触りで、ハードボイルドのテイストが強い。独特の呼称を持つ登場人物が多く、カットバックの手法もこなれていないため、多少混乱する。プロットは練り込まれており、連続殺人の真相を巡り二転三転する展開は刺激的だが、ホーレ以外にインパクトを与える登場人物がいない。もう少しケレン味を加えれば、完成度はより高くなったはずだ。

Posted by ブクログ

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