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民主主義のつくり方 筑摩選書
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民主主義のつくり方 筑摩選書

宇野重規【著】

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民主主義のつくり方 筑摩選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/10/17
JAN 9784480015839

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民主主義のつくり方

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商品レビュー

3.4

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2024/03/22

プラグマティズムが生まれたのは南北戦争がきっかけ。 信念を共有しない人々の存在を許さないイデオロギー的な対立をいかに克服するか考えた末のもの。 ルソーは問う。全ての人々と結びつきながら、しかも自分自身にしか服従せず、自由であり続けることは可能か。答えは社会契約しかないと彼はい...

プラグマティズムが生まれたのは南北戦争がきっかけ。 信念を共有しない人々の存在を許さないイデオロギー的な対立をいかに克服するか考えた末のもの。 ルソーは問う。全ての人々と結びつきながら、しかも自分自身にしか服従せず、自由であり続けることは可能か。答えは社会契約しかないと彼はいう。 それはその社会の共通の意志に従うことを約束すること プラグマティストたちにとって、理念とは、人間が世界に適応し、世界を変えていくための実際的手段であった。ある理念は、それ自体で評価されるべきでなく、あくまでそれを使い、実践することと不可分であるとする考え。 「超越主義」の基礎にあるのは、強烈な理想主義と個人主義。理想によって現状を告発し、時に孤立に陥ることも恐れず、変革に対してきわめてポジディブなのがこの思想の特徴。 都市文明を批判する一方、個人の良心を否定するものに対して、敢然と不服従を促す。 「経験」とは人々が他者とともに、その行動によって世界と関わっていくプロセスである。 自由の根本的性質は、自分の是認しない考え方の存在を受容するところにある。 「緩衝材で覆われた自己」=自らの内面に撤退し、そこから世界を伺い、あるいは操作しようとする存在。自らを超えたところに存在する価値の源泉を認めずら全ての意味は自分の内面にあると信じること。 トクヴィルさ身の回りの諸個人への依存を嫌うことが、実は国家や多数者に対する大きな依存へと結びつくと指摘した。 個人が他の諸個人に依存することを恐れた結果、むしろより大きな国家への依存を生み出してしまった。 パースの考える習慣とは、いつの間にか身について、変えることのできなくなった習癖ではない。未来においてある状況に遭遇した場合に、あらためて考えるまでもなく「このように行動するだろう」と言い切れること。

Posted by ブクログ

2024/02/24

民主主義とは実験である。国民が自由に試しそこから成果を見て正しいかを判断する。そういう文化こそが正しい民主主義。ただの多数決は民主主義ではない。また、これからは若者が少なくなるため多数決では若者の意見を取り入れるのは難しくなる。 だからこれ、行政は若者が社会貢献、社会活動をしやす...

民主主義とは実験である。国民が自由に試しそこから成果を見て正しいかを判断する。そういう文化こそが正しい民主主義。ただの多数決は民主主義ではない。また、これからは若者が少なくなるため多数決では若者の意見を取り入れるのは難しくなる。 だからこれ、行政は若者が社会貢献、社会活動をしやすい土壌を作ってあげることが大切。また、国民は社会活動の主役となる。

Posted by ブクログ

2022/11/17

民主主義は今、不信の目にさらされている。決定までに時間がかかり、「民意」は移ろいやすい…。だが、社会の問題を共同で解決する民主主義を手放してしまえば、私たちは無力な存在となる他ない。ならば、この理念を再生させるには何が必要か?「習慣」と「信じようとする権利」を重視する“プラグマテ...

民主主義は今、不信の目にさらされている。決定までに時間がかかり、「民意」は移ろいやすい…。だが、社会の問題を共同で解決する民主主義を手放してしまえば、私たちは無力な存在となる他ない。ならば、この理念を再生させるには何が必要か?「習慣」と「信じようとする権利」を重視する“プラグマティズム型”の民主主義に可能性を見出す本書は、この思想の系譜を辿り直し、日本各地で進行中の多様な実践に焦点を当て、考察を加えてゆく。未来が見通しがたい今、「民主主義のつくり方」を原理的に探究した、希望の書である。 はじめに 民主主義への不信 ルソー型民主主義の隘路 主権論を超えて プラグマティズムとは何か 習慣の重要性 第1章 民主主義の経験 アメリカという夢 イソノミア トランセンダリズム プラグマティズムと経験 多元的宇宙と純粋経験 ジョン・デユーイ 戦後日本における経験 経験の消滅 経験との出逢い 丸山と藤田 第2章 近代政治思想の隘路 閉じ込められた自己 緩衝材で覆われた事故 内面への徹底 依存への恐怖 ケアの倫理学 依存のパラドクス 相互依存的な自由 狭まった対話の回路 ホッブスの場合 ロールズの場合 経済学的思考の優位 第3章 習慣の力 偶然から秩序へ ハビトゥスと習慣 自己集成する習慣 知は社会的である 習慣と変革 ジェイムズの習慣論 デユーイの習慣論 習慣と変革 民主主義の習慣 ハイエクの習慣論 ネグり/ハートの数館論 習慣のソーシャル化 第4章 民主主義の種子 「社会を変える」仕事とは? 「島で、未来を見る」 被災地に生きる 弱い信念 おわりに プラグマティズムと希望 リチャード・ロ―ティ プラグマティズムと民素主義 民主主義と希望

Posted by ブクログ

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