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たからもの 深川澪通り木戸番小屋
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たからもの 深川澪通り木戸番小屋

北原亞以子(著者)

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たからもの 深川澪通り木戸番小屋

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/10/18
JAN 9784062186292

たからもの

¥110

商品レビュー

4.7

6件のお客様レビュー

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2018/11/28

深川澪通り木戸番小屋、澪つくしに続いて読了。 これもまたいいお話だった。 木戸番夫婦の元に、集まる人々はなんらかの問題を抱えている。問題のない人なんていないのだろう。 短い短編からなるこのシリーズ、脇に回る人物を描く。江戸時代でありながら、今の時代にも通じる。 独りよがりになりや...

深川澪通り木戸番小屋、澪つくしに続いて読了。 これもまたいいお話だった。 木戸番夫婦の元に、集まる人々はなんらかの問題を抱えている。問題のない人なんていないのだろう。 短い短編からなるこのシリーズ、脇に回る人物を描く。江戸時代でありながら、今の時代にも通じる。 独りよがりになりやすいのが普通。 自分になんで、これほど悪いことが続くのだ、と、天を呪う人々。それも逆から考えれば、なんで、あの人は素直じゃないのだろうか?と。言葉が素直に交わせれば、解決することも存外多い。今の時代に通じることも、江戸の衣をまとうからこそ、素直に心に響くこともあろう。

Posted by ブクログ

2014/09/01

どの作品をとっても、珠玉の小話。 傷ついている人、迷っている者、そんな物語の中の人々ばかりでなく、読者である我々にも、にそっと寄り添ってくる、木戸番小屋のお捨と、笑兵衛。 なつかしく、そしていとおしい彼ら。 そんな二人に、もう会うことはできない。 ただ慙愧の念、そして合掌。

Posted by ブクログ

2014/04/21

好きな 著者でした。合掌 2013年に、永眠されていたのを、存じませんでした。 『慶次郎縁側日記』シリーズは、大好きで、読んでいました。、『あんちゃん』も、良かったです。 まだまだ、書いて欲しかったです。 『深川澪通り木戸番小屋』の、笑兵衛とお捨て夫婦のほんわかした優しさに、著...

好きな 著者でした。合掌 2013年に、永眠されていたのを、存じませんでした。 『慶次郎縁側日記』シリーズは、大好きで、読んでいました。、『あんちゃん』も、良かったです。 まだまだ、書いて欲しかったです。 『深川澪通り木戸番小屋』の、笑兵衛とお捨て夫婦のほんわかした優しさに、著者の人柄を感じていました。 この 『たからもの』は、8話からなっている。 「如月の夢」「かげろう」「たからもの」「照り霞む」「七分三分」 「まぶしい風」「暗鬼」 どれも、人間落ち込む時がある。 そんなときに、ただ、話を聞いてくれるだけでも、自分が落ち着く事が出来ることがある。 ほんの一言の優しい言葉かけが、迷いを消してくれることもある。 傷ついた心に、優しく包んでくれる木戸番夫婦。 何の事も、ほんのりと、人情味あふれた作品ばかりである。 最後の「暗鬼」だけ、お捨てが一瞬、新七を、疑うところが、また、この作品を、ただの、気のいい人でなく、本当の疑う事も知っている人間味のある人物を表す様に、描かれている。 最後の、笑兵衛の「約束だからついて来るなよ」と、言いつつ、「尾けて来るなとは、言っちゃいねえ」って、、、上手い事言うね。 本当に、これで、お終いだと思うと、残念です。

Posted by ブクログ

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