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街場の憂国論 犀の教室
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街場の憂国論 犀の教室

内田樹【著】

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街場の憂国論 犀の教室

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 2013/10/07
JAN 9784794968111

街場の憂国論

¥220

商品レビュー

4.3

37件のお客様レビュー

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2022/12/13

 久しぶりに本を読んだ。このところサーフィンに俺の知的リソースを注ぎ込んでいたから…そこに六十過ぎて自称プロサーファーの大学教授が出てきたのには笑ったけど。  内田先生の街場シリーズは居酒屋でちょっと知的ぶった話がしたい俺みたいな底の浅い手合には格好の書物である。でもまぁ…居酒...

 久しぶりに本を読んだ。このところサーフィンに俺の知的リソースを注ぎ込んでいたから…そこに六十過ぎて自称プロサーファーの大学教授が出てきたのには笑ったけど。  内田先生の街場シリーズは居酒屋でちょっと知的ぶった話がしたい俺みたいな底の浅い手合には格好の書物である。でもまぁ…居酒屋でこんな話をできる人が増えれば、それはそれで市民社会の成熟なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2017/09/13

「国民国家は国民全員が愉快に暮らしていくことを継続していくことのみを目的とする」という一行の信念の元、あらゆる論旨が展開される。全くブレがない。ゆえにTTPには反対、護憲という立場を貫く。この一点において蒙が啓く。賛同するかしないかは別で、真摯に伝えることを心得る筆者の文章は他の...

「国民国家は国民全員が愉快に暮らしていくことを継続していくことのみを目的とする」という一行の信念の元、あらゆる論旨が展開される。全くブレがない。ゆえにTTPには反対、護憲という立場を貫く。この一点において蒙が啓く。賛同するかしないかは別で、真摯に伝えることを心得る筆者の文章は他の評論家には出来ない芸当だ。

Posted by ブクログ

2017/08/18

街場シリーズではありますが、今作は講義録ではなくウチダ先生が各メディアに発信した文章のアンソロジー。共通するのは2013年当時の日本のこれからへの憂慮と提言ということです。日本の「株式会社化」や、「パサー」としての生き方についてなど、2013年以降の著作に見える先生の政治的な主張...

街場シリーズではありますが、今作は講義録ではなくウチダ先生が各メディアに発信した文章のアンソロジー。共通するのは2013年当時の日本のこれからへの憂慮と提言ということです。日本の「株式会社化」や、「パサー」としての生き方についてなど、2013年以降の著作に見える先生の政治的な主張がはじめて登場するのは本書であることが多いように思います。現在まで通ずるウチダ先生の政治的文脈での論説の、はじまるとなる一冊として位置づけられるでしょう。

Posted by ブクログ

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