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小林玄の感染怪談(パンデミック)予言霊 竹書房文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2013/09/28 |
JAN | 9784812496688 |
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小林玄の感染怪談(パンデミック)予言霊
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小林玄の感染怪談(パンデミック)予言霊
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
病のように伝播する怪談話シリーズ第二弾。より強力な恐怖を伴う怪談話が多かった。聞いたものの所に訪れるであろうという、伝染性の怪談に出てくる幽霊も質が悪くなっているのでそういうものが気になる方は閲覧注意である。 *** お気に入りの話は「会ってはいけない」、「車椅子の女」。 「会ってはいけない」は著者自身が体験した話。仕事を終えた著者はまっすぐ帰るのが勿体なくなり、繁華街で友人と飲み会を開きたくなった。繁華街の近くに住む友人たちに片っ端から電話をかけていったが、電話は誰にも通じることなく、すべて空振りに終わってしまった。自分のツキのなさに落胆しつつ帰宅していると、道の向こう側から男が歩いてくる。普通に男が歩いてきているはずなのに、なぜか緊張し始めた著者はその男とすれ違ってはいけないという感覚に陥ってしまう。極度の緊張状態になりつつも、すれ違うことぐらいなんでもないと自分に言い聞かせながら歩き続ける著者であったが、自分の体が発していた異変は正しかったという事を知るのであった。 著者自身が体験した不気味な体験。夜道で、ある薄気味悪い男と出会ってしまったことが原因となり恐ろしい体験をする。男自体も得体が知れない気味の悪さがあるが、たまたますれ違っただけの著者に意味不明の言葉を吐き、謎の執着心を見せ、家にまでついてくる怖さ。何をしたわけでは無いのに、そこまで執念を燃やして著者に怖い思いをさせる意味が分からない。その意味の分からなさが怖さを増幅させる話だった。 「車椅子の女」は特定の性別、特定の年齢層の人は閲覧注意の自己責任系怪談。こちらの話は、聞けば再起不能な怪我を負うという事なので結構怖い話である。文章に起こしているので大丈夫だろうという事なのだが、大衆向けの怪談本でほとんど前置きなしに話が始まり、終幕を迎えたところでタネが明かされるというのは、やや批判的な感情を持たざるを得なかった。今のところ条件に該当すると思われる私が読んでも何もなかったので、大丈夫だとは思うが、気にする人は気にするだろう。話自体はかなり怖い濃厚な怪談話であったので、興味がある人には読んでもらいたいが、是非にとはいいがたい話であるため、詳細は伏せたうえでお気に入りの話としてタイトルを紹介させてもらった次第である。
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芸人さんの怪談ものだが、読める作品になっている。本人が上手いのかリライトで手が入っているのかは分からない。
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