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代書屋ミクラ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2013/09/20 |
JAN | 9784334929015 |
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代書屋ミクラ
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商品レビュー
2.7
26件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
大学を卒業して「代書屋」を始めたミクラ。 論文をノルマ化した「出すか出されるか法」に対応するため、大学の研究者の論文を代わりにまとめる「代書屋」。 なんとか仕事をこなすミクラだが、先輩のトキトーから紹介される依頼者はクセの強い面々で。 トラさんのように惚れっぽいミクラがふらーっとなる女性たちと、ミクラに課せられる難問のような代書依頼。 花屋のレニエさんと「研究者の結婚と生産性について」 理容室のアルマさんと「ハゲ遺伝子について」 あんぱんの無人販売のラパンさんと「無人販売と良心の研究」 幼なじみのイッチャンと「世界の結婚観」 喫茶店のメリメさんと「目標は書き出すと実現するか」 全体的に結婚観が巻き付いてくる。ミクラの恋愛至上主義的な発想に共感ができないので、またかよーって気持ちに。 ミクラの成長物語なのか、成長したのかなー。 最後までひたすらに切ない。裏切られた感がすごい。 やっぱり経済力なのか、きめては。
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青春小説 連作短編集 「代書屋」(本書では論文代筆業)をはじめた、主人公 ミクラ(男性)視点で綴られる成長物語 仕事も恋愛も四苦八苦、だが先輩の紹介でクセのある研究者の依頼を受けるうち、徐々に代書屋の楽しさに気がついて行く… いつも後手に回る恋愛を応援したくなる作品
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2020.7.4(市立図書館) →2020.7.31文庫本購入 『あがり』に収録されていた「代書屋ミクラの幸運」のミクラを主人公として駆け出しの1年余を描いた「超現実的な彼女」「かけだしどうし」「裸の経済学者」「ぼくのおじさん」「さいごの課題」の5篇からなる作品。研究者にとってた...
2020.7.4(市立図書館) →2020.7.31文庫本購入 『あがり』に収録されていた「代書屋ミクラの幸運」のミクラを主人公として駆け出しの1年余を描いた「超現実的な彼女」「かけだしどうし」「裸の経済学者」「ぼくのおじさん」「さいごの課題」の5篇からなる作品。研究者にとってたいへんな悪法「出すか出されるか法」のために代書屋という仕事が存在するパラレルワールドでいかにもありそうで実在はしない架空の研究論文を仕上げるミクラの日常と成長と不遇(始まる前に終わる恋)。パターン化した展開はだいたい読めちゃうけれど、そこがいい。 大学の街は仙台、ふるさとは千葉あたりという設定だろうか、南方熊楠をおもわせる人物も…カバーと挿絵、章ごとのアイコン、人物名以外にはカタカナ語を排した独特の文体…とあれやこれやが私好みの本。「SF」といわれて「そうだったっけ?」と思ってしまうほどとっつきやすい(しかし研究活動や論文に興味がないひとにとっては退屈かも?)。「ホラー」(←著者公式サイトのインタビューでそう語られていた)といわれるとますます「そうだっけ?」と思ってしまうけれど、全体の展開を思い返してみると、「ミクラの人生って…」とたしかにちょっとこわくなるかもしれない…。 ともあれ、続きがもっと読みたくなる。読みたいなぁ!
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