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哲学入門 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか 角川SSC新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川マガジンズ/KADOKAWA |
発売年月日 | 2013/09/10 |
JAN | 9784047316171 |
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哲学入門 死ぬのは僕らだ!
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
哲学者の残した言葉を基に、その死生観についての著者の考察をまとめたもの。哲学入門とタイトルにある通り、非常に読みやすく哲学知識のない人にも理解しやすいと思う。
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死というテーマを中心に据えた哲学エッセイ。西洋哲学の主だった思想家の何人かを一人ずつ丁寧にとりあげ、彼らの経歴なども紹介しながらその思想に迫っていく。その中で著者が考えたこと、読者に伝えたいことが、こちらにうまく伝わってくる。(特にカミュを扱った第4章にぐっときた)。その語り口の...
死というテーマを中心に据えた哲学エッセイ。西洋哲学の主だった思想家の何人かを一人ずつ丁寧にとりあげ、彼らの経歴なども紹介しながらその思想に迫っていく。その中で著者が考えたこと、読者に伝えたいことが、こちらにうまく伝わってくる。(特にカミュを扱った第4章にぐっときた)。その語り口の巧みさと発想のしなやかさは、著者が大学教授であるとともに真宗大谷派の住職でもあることと無縁ではないだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
哲学とは死を考えること。死を考えるということは人間の生を考えることでもある。おそらくあらゆる生物の中で人間だけが死という概念を持ち、それ故に死を恐れる。人間だけが死体を自然のサイクルから切り離して弔う。人間というのは本質的に不自然な行為をおこなう存在であるのかもしれない。ソクラテス、プラトン、レヴィナス、アウグスティヌス、パスカル、ニーチェ、ヘーゲル、カミュ…哲学者たちの言葉から、死を通して人間の存在に迫った、非常にわかりやすい哲学入門。
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