黒鉄の志士たち
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黒鉄の志士たち

植松三十里(著者)

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黒鉄の志士たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/09/10
JAN 9784163824604

黒鉄の志士たち

¥385

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2024/07/11

いつの世も先駆者には熱い情熱と忍耐力、そして多大な周囲の献身的な協力と犠牲が生じる。懸命に国防の為に命を削る健気な武士とは反対に、権力闘争と意地で発展を止める輩の多いこと。これは時代が変わっても変わりませんのか?

Posted by ブクログ

2020/02/05

2020.2 かちがらすも読んだので、別の側面から見た小説ということですね。ただ、かちがらすより時間の流れが急いでいたのが残念。

Posted by ブクログ

2018/11/18

時は幕末。佐賀藩・藩主の命を受けて、それまで青銅製だった大砲を鉄で作ることになった砲術家ら七人の熱き物語。製鉄の熱さそのままの熱い情熱がほとばしる展開に、何度も涙がこぼれそうになる。 情熱物語なら現代にもあるが、それと最も違うところは切腹が登場するところか。七人が四回目の失敗の後...

時は幕末。佐賀藩・藩主の命を受けて、それまで青銅製だった大砲を鉄で作ることになった砲術家ら七人の熱き物語。製鉄の熱さそのままの熱い情熱がほとばしる展開に、何度も涙がこぼれそうになる。 情熱物語なら現代にもあるが、それと最も違うところは切腹が登場するところか。七人が四回目の失敗の後に切腹を申し出るのは時代小説ならでは。しかし、この聡明な藩主は、死にたくなるほど辛いなら死なせてやりたいが、それはできぬと肩を震わせ、語りかける。これがこの小説の魅力であり、涙腺に厳しい攻撃を加えるところだ。 そしてまた、この熱き物語は日本のモノ作りの応援歌でもある。自分達が命をかけて作った鉄製大砲がもはや時代遅れになってしまったという砲術家の嘆きに対し、余命いくばくもないかつての藩主がそれを否定する。そして、日本の工業は日の出の勢いで進む、その際に先人達の苦労を振り返るはずだ、と優しく語る。涙をこぼしながら勇気をもらえる、そんな一節だ。

Posted by ブクログ

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