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仏教シネマ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2013/09/03 |
JAN | 9784167838799 |
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4件のお客様レビュー
TSUTAYAの宅配DVDの予約リストがすごく長くなった。 全部見終えるのはいつになることか・・・ ごく最初の方に、「映画は映画館で見るもの」と書かれているのに、すみません。旧作なので許してください。 「映画館という『場』が大事、いったん始まったら、一時停止も巻き戻しもできない...
TSUTAYAの宅配DVDの予約リストがすごく長くなった。 全部見終えるのはいつになることか・・・ ごく最初の方に、「映画は映画館で見るもの」と書かれているのに、すみません。旧作なので許してください。 「映画館という『場』が大事、いったん始まったら、一時停止も巻き戻しもできない、その作品の中に引きずり込まれて身を任せるしかない、時間は映画によって奪われていき、観客は、映画という時間に自分の時間を預けていく、映画は集団で作り、集団で見る、集団で幻想を作り出し、集団で幻想を見る」ということらしい。 映画館で見る理由をそこまで考えたことがなかったので、なるほどと思った。新作もDVDになるのを待ってから見るという傾向を改めたいと素直に思った。どこまで実行できるかわからないが・・・ 序章、「生きる」「老いる」「病む」「死ぬ」「葬る」各章でそれぞれ映画が挙げられ、お二人が対談なさっている。 「死ぬ」の章までは、私の中では「映画ガイド」のような読み方になっていたが、「葬る」と終章にかけて、「仏教の本」になっていった。 "秋田 (略)『おくりびと』では、遺族は喪の作業をサービスとして購入している。葬儀の場が、「サービスをする側と受ける側」として描かれているんです。 釈 その指摘は重要ですね。葬儀に関する多くの問題の根っこにらこの「サービスをする側と受ける側」という図式があると思います。葬儀にビジネスモデルが入り込んだことで、家族がきちんと遺族にならず、消費者になってしまっている。" 177ページ ”秋田 (略)日本の仏事がカウンセリングになり得るかわかりませんが、確かに私たちは、無意識のうちに法事という長い持続性の中で、繰り返し死者と会い続けている。ふだん自分が遺族だとは認識してなくても、法事が来れば遺族であることを再確認しないわけにはいかない。「そろそろ法事やらなあかんな」「誰を呼ぶか」「衣装やお布施はどうしよう」「料理は精進でないとあかんな」とかいろいろ言いながら、三回忌、七回忌、十三回忌・・・五十回忌と、決まりきった習慣を粛々とこなしながら、遺族になっていく。私たちは法事を通じて、遺族であり続けているんだということを、もっと自覚していいのではないでしょうか。” 208ページ ”釈 (略)実は、年回法要といったものなどは、時間軸を長くする文化装置でもあったのではないかと思うのです。こう言ってはなんですが、ほうじはじゅんびもたいへんだし、費用もかかるし、法要中は正座しないといけないし・・・。そして、やらないでおこうと思えば、やらないでも済むわけです。そんなわずらわしいことを、あえて営む。でも、そこは生命の連続性が表現された場であり、理屈抜きでつながりを感じられる時間でもある。そんな場や時間が、我々の時間軸を少しずつ少しずつ長くする。現代社会においては、時間の感性を長くする場や装置がめったになくて、逆に時間の感性を短くする装置がたくさんある。” 212ページ
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映画好きのお坊さん(しかもお一方は石井總互監督作品等を手がけていた方)が、古今東西の映画に宗教的エッセンスを見出し、それをアテに宗教の意義や死生観等を語り合う本。選ばれている作品が実にバラエティ豊かで、宗教抜きの映画ガイドとしても優れているけど、普通の人々があまり考えたこともない...
映画好きのお坊さん(しかもお一方は石井總互監督作品等を手がけていた方)が、古今東西の映画に宗教的エッセンスを見出し、それをアテに宗教の意義や死生観等を語り合う本。選ばれている作品が実にバラエティ豊かで、宗教抜きの映画ガイドとしても優れているけど、普通の人々があまり考えたこともない面から映画を見ているので、考えへのヒントもたくさんある。
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【お坊さんが語る映画の中の「生老病死」+葬】気鋭の宗教学者・釈徹宗と映画プロデューサーを経て“劇場型寺院”應典院の住職となった秋田光彦が映画の中の隠れた宗教性を語る。
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