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監獄の誕生 監視と処罰
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1977/09/01 |
JAN | 9784105067038 |
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監獄の誕生
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wired・近代と社会・1位 mmsn01- 【要約】 ・ 【ノート】 (wired) 「監獄」の歴史を通じて、近代における規律、管理の問題と、それによって人間がどのように変わっていくのかを精緻に論じ、近代の病理を浮き彫りにする。 ※全体で10位 ◆ユーザーからのコ...
wired・近代と社会・1位 mmsn01- 【要約】 ・ 【ノート】 (wired) 「監獄」の歴史を通じて、近代における規律、管理の問題と、それによって人間がどのように変わっていくのかを精緻に論じ、近代の病理を浮き彫りにする。 ※全体で10位 ◆ユーザーからのコメント 実名でのソーシャルメディア社会を読み解く上でフーコーの洞察は極めて重要/私と社会の座標軸。フーコーと言えばこれ。全部読んでないけどさ/「近代」といったらやはり。現在につながる近代、という意味で投票しました/やはり「いま」を考えるには、これを読んでおくべきかと/パノプティコーン!!!(必殺技風に)/パノプティコン。監視される者の心理を利用するなんて寒気がする/パノプティコンという音の響きは一生忘れないだろうな/フーコーの思索のなかで、いちばん好きな書/まずはOZファンとしてはこれに興味がわくわv/監視社会論の先鞭/視線を内面化し規律訓練させる近代社会のロジックを説く。主体とは何かへの従属である
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高校へ入学したばかりのころ、英語の先生が「フーコー」を読みなさい。と盛んに勧めていた。当時はまさにポストモダン全盛期で、浅田彰の「構造と力」が話題になっていたが、読んでも何のことかさっぱりわからず、途方に暮れたことを覚えている。数年前に同書を再読したが、やはり全く理解できなかった...
高校へ入学したばかりのころ、英語の先生が「フーコー」を読みなさい。と盛んに勧めていた。当時はまさにポストモダン全盛期で、浅田彰の「構造と力」が話題になっていたが、読んでも何のことかさっぱりわからず、途方に暮れたことを覚えている。数年前に同書を再読したが、やはり全く理解できなかった。特にその方面の勉強をした訳ではないから当たり前だが。 勧められて以来40年近く経過して初めて手にしたフーコーであるが、最も読みやすいといういわれているだけに完読することはできた。内容は、主に処罰論であり、監獄はそのシンボルというところだろうか。かつては犯罪者に対する刑罰が身体刑があたりまえであったが、王権の衰退とともに死刑を除き身体刑が廃止され、代わりに拘束のうえ労働へと変化した。これを、更生を視野に入れた倫理的要請とみる論に対して、フーコーは新たな権力の現れとみている。多くの事例に裏打ちされた論文であるからなるほどと感じるのだが、本書においては拘束される人々は、客体化された階層としてのみ登場するので、更に理解を深めるためには、他の著書を読む以外なさそうだ。
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第2部の途中まで読んで中断していただのが、せっかく途中まで読んだのだからと、自分で今年の「夏休み課題図書」に指定して、少しずつ読み進めてきたが、夏休みも終わり9月に入ってようやく読了。 第3部からがおもしろい。 自分も教育に携わる仕事をしているが、権力は学校の隅々にまで、そして日...
第2部の途中まで読んで中断していただのが、せっかく途中まで読んだのだからと、自分で今年の「夏休み課題図書」に指定して、少しずつ読み進めてきたが、夏休みも終わり9月に入ってようやく読了。 第3部からがおもしろい。 自分も教育に携わる仕事をしているが、権力は学校の隅々にまで、そして日々そこで仕事をしている自分自身にまで深く浸透している。システムの内部にこれだけ深く食い込んでいると、なかなかそれには抗うことは難しいであろうが、そのことに自覚的であることで、少しは権力的なふるまいから逃れる小道を発見できるかもしれない。
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