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「若者」とは誰か アイデンティティの30年 河出ブックス
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「若者」とは誰か アイデンティティの30年 河出ブックス

浅野智彦【著】

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「若者」とは誰か アイデンティティの30年 河出ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2013/08/12
JAN 9784309624617

「若者」とは誰か

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2018/11/04

現代は、それぞれの人や機会によって対応を変化しなければならない時代である。 そんな中、自己をいかに多様化して行くようになったかを過去からの違いから説明している。 

Posted by ブクログ

2015/12/21

大学生を調査対象とする研究をする立場として、若者の捉えられ方の歴史を学ぶべきでると考え本書をとった。アイデンティティという観点で多元的自己について論じている。まだ現実とあわせて充分に整理できていない。もう少し時間が欲しい。

Posted by ブクログ

2014/01/11

「若者」とは誰か/浅野智彦著。  この本は、80年代からの若者論の変遷を論じたものである。語られるキーワードは「オタク」「自分探し」「多重人格願望」「ひきこもり」「キャラ」など多岐に渡る。多くはコミュニケーション力の高低が議題にあがっている点が興味深い。これは著者が主に「アイデ...

「若者」とは誰か/浅野智彦著。  この本は、80年代からの若者論の変遷を論じたものである。語られるキーワードは「オタク」「自分探し」「多重人格願望」「ひきこもり」「キャラ」など多岐に渡る。多くはコミュニケーション力の高低が議題にあがっている点が興味深い。これは著者が主に「アイデンティティ論」を専門とする社会学者であることだけが理由ではないと思う。つまりは、どの時代においても、いわゆる、コミュ症・KYが不利益を被るのはいまに始まったことではないという提示であろうと思う。 p127 前章でも触れた連続幼女誘拐殺人事件の犯人のことを思い出してほしい。ーコミュニケーションが全般的に苦手で、引きこもりがちな若者こそがオタクであるうという彼らの型にはまったイメージに犯人の青年がぴたりと当てはまったからであろう。  M事件が社会に与えた影響は大きかったと思う。僕が10代の頃のオタクの一般のイメージは大体こんな感じでひどいものだった。この頃は大体、コミュニケーション不全の若者全般をオタクといった。特にアニメや特撮などの趣味人である必要はなかったと思う。ネクラはだいたいオタクといわれた。  現在ではオタク趣味の若者は昔ほど不利益を被ることは少なくなったと思う。むしろ、積極的な消費行動が好機されたり、アニメをはじめとするオタクコンテンツが巨大なマーケットを形成している点で注目されている現実があると思う。 また、昔ほどひどい装いのオタク趣味の若者は見なくなった。ファストファッションが広がったことが理由にもあると思う。  今の若者と昔の若者の考え方が違うのは当然のことである、若者はその時代時代に則する形で適応してきた。高度経済成長期の若者と、就職氷河期や労働市場の自由化などを経験した若者が同じような思考をもつはずがない。  その視点のずれが「最近の若者は」「若者の○○離れ」といった言葉を生んでいる背景があるのだろうと思う。以前は、車や服飾品などでいかに消費をするかどうかが個性であった時代もあったが、いまは将来に不安を感じるものが多くなり、ロハスや断捨離などの嫌消費という考えも広がってきた。時代は変わるので、僕も将来そういったつまらない若者論を振りかざすことがないようにしたいものである

Posted by ブクログ

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