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跳べ!世界へ エアラインから国連、国際NGOへ
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跳べ!世界へ エアラインから国連、国際NGOへ

佐藤真由美【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 解放出版社
発売年月日 2013/08/01
JAN 9784759263374

跳べ!世界へ

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商品レビュー

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2013/11/24

よくあるよね、こういう国際的キャリアウーマンの本。でも聞いたことない人だし、解放出版社なんてマイナー版元の本だから、緒方さんや西水さんのような極めつけの人に便乗したものだろうな……って思いながら読み始めたら、かなり読み応えのある本だった。 なにしろ、のっけの生い立ちからしてすごい...

よくあるよね、こういう国際的キャリアウーマンの本。でも聞いたことない人だし、解放出版社なんてマイナー版元の本だから、緒方さんや西水さんのような極めつけの人に便乗したものだろうな……って思いながら読み始めたら、かなり読み応えのある本だった。 なにしろ、のっけの生い立ちからしてすごい。祖母は女性軍医として南方で活動し、戦後はベルリン大学で研究に励み、中国で医療活動にもあたったという。著者もは母親とともに祖母に付き添って過ごしたため、東ドイツ生まれで20歳までは同国国籍だったという。中学生で祖母の故郷の青森で暮らすようになったが、いじめのようなものにも遭い、20歳で日本国籍を取ると、アメリカへ留学。そして、航空会社、国連などで働いたという人。国連職員としてはアフガニスタンにも入っている。 生い立ちの数奇さに引き込まれたけれど、20歳を過ぎてからの自分で選んできた人生も妥協がなくてすごい。ところどころに、女性差別や人権差別、国・地域間の格差などに対する体験や思いが語られていて説得力がある。緒方さん、西水さんといったビッグネームでないだけに、低い目線からの真実が語られているようにも感じる。本人は今は、特筆すべき肩書はないようだが、そこがまた市井の人っぽくていい。

Posted by ブクログ

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