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現代日本の教育課題 21世紀の方向性を探る
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現代日本の教育課題 21世紀の方向性を探る

村田翼夫, 上田学【編著】

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現代日本の教育課題 21世紀の方向性を探る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東信堂
発売年月日 2013/08/12
JAN 9784798911830

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現代日本の教育課題

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2014/01/27

読んだのは5章と9章のみ。オムニバス形式。 第5章 内海成治(2013)「ボランティアの意味と教育課題―学校へのボランティアの導入をめぐって―」 問いは次の2つ。 ①ボランティアとは何か。 ②学校の中でボランティアに取り組むことはどのような意味があるのか。 特に興味を持った...

読んだのは5章と9章のみ。オムニバス形式。 第5章 内海成治(2013)「ボランティアの意味と教育課題―学校へのボランティアの導入をめぐって―」 問いは次の2つ。 ①ボランティアとは何か。 ②学校の中でボランティアに取り組むことはどのような意味があるのか。 特に興味を持ったのは①である。ボランティアの条件をご存知だろうか。著者は、1)自発性、2)非営利性、3)公共性の3つを挙げている(その他、創造性や先駆性、【相互性】もあるという)。 そもそもvolunteerは、voluntary(自発的な)と-eer(従事する)がくっついた言葉だとか。 また興味深いのは、ボランティアとチャリティの違い、ボランティアと奉仕の違いについても言及している点である。 おそらくボランティアは労力、チャリティは金を寄付することと捉えられるかもしれない。けれども著者は、親切をする者から親切にされる者に対する一方向の感情や行為がチャリティ、両者が一つの場を共有するのがボランティアだという。うーん。チャリティは、される者の顔が見えずに一方的に行っているが、ボランティアはされる者の顔がわかる。そこから学ぶことが多々あるなぁと実感。 また、奉仕は無償の肉体労働を強める面が強い。ボランティアは新しい人間関係を形成する創造的な活動だそうだ。 第9章 堤正史(2013)「道徳教育の現状と課題―慣習的道徳と反省的道徳を共に生かす教育―」 副題の通り、慣習的道徳だけでなく、反省的道徳も必要だということを主張し、キャラクターエデュケーションを紹介するというありきたりなもの。 再読してみると第10章も面白そうだな。 (まっちー)

Posted by ブクログ

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