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阪神間からの贈りもの 人と文化の徒然抄
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 神戸新聞総合出版センター |
発売年月日 | 2013/07/01 |
JAN | 9784343007599 |
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阪神間からの贈りもの
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商品レビュー
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人と文化の徒然抄の名目の元に音楽絵画文学から落語印章酒生物に至るまであらゆるものに関する随筆が集められているオムニバス集。 1章2章の比較的長めの文章の部はなかなか面白く読めた。テーマがバラバラなのでカジュアルに読む分には飽きずに読める。 ただ3章の短文の部は首を傾げる文章が結...
人と文化の徒然抄の名目の元に音楽絵画文学から落語印章酒生物に至るまであらゆるものに関する随筆が集められているオムニバス集。 1章2章の比較的長めの文章の部はなかなか面白く読めた。テーマがバラバラなのでカジュアルに読む分には飽きずに読める。 ただ3章の短文の部は首を傾げる文章が結構ある。 阪神間の情景が全く出てこない年寄りの健康法みたいなのの何が阪神間からの贈り物なのかわからないし、若者に一次産業を体験させその運営をボランティアにやらせろという子供みたいな提言も価値がわからない。 そもそも執筆者肩書きがわからないので誰が何を言ってるのかわからない。「私がこんな書籍に寄稿するなんて烏滸がましい…」みたいなへりくだりも何人もにやられるとうんざりする。 もちろん3章の全部がそうという訳ではなく面白いものもあったのだが結局のところ2章までで良かったな。それなら星3だったのに
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いわゆる阪神間モダニズムに触れられるかなと思って手にした。 落語、美術、音楽と興味をそそるジャンルが書かれている。 【落語】 上方落語を再興させた中川清さんの本宅は、阪神間にある。 正確に言えば、阪神間モダニズムを象徴する様な阪急神戸線沿線にある。 清さんの長男、明くんの子守りを...
いわゆる阪神間モダニズムに触れられるかなと思って手にした。 落語、美術、音楽と興味をそそるジャンルが書かれている。 【落語】 上方落語を再興させた中川清さんの本宅は、阪神間にある。 正確に言えば、阪神間モダニズムを象徴する様な阪急神戸線沿線にある。 清さんの長男、明くんの子守りをしていたのが、当事の桂小米で、本書に寄稿しているべかちゃんの師匠である。 以上補足説明。 【美術】 阪神間で美術展が開催できる美術・博物館があるのは、 伊丹市だけか? 神戸市は阪神間ではない。 芦屋市には市立美術館があった。 西宮には大谷記念美術館。 どの市でも市展が開催されている。 ところで裸婦画について、黒田清輝が日本に定着させたと思っていた。湖畔を見たくて京都文化博物館での黒田清輝展でそう思った。しかし小出楢重だと言う。そうなんだ。 大阪市は、モディリアーニの裸婦画を持っている。 国立国際博物館でモディリアーニ展があった時、かの裸婦画は、姫路市立美術館に出張していたかで、見れんかった。 前の前の大阪市長だったかが、大阪に美術館もオーケストラも財政的にいらんとか言ってた時に、兵庫県立美術館か神戸市立博物館が買い取れば良かったのに残念。 かの絵は、かなり値上がりしているそうな。 【音楽クラシック】 大フィルの人が寄稿している。 おおよその数字だが、一回のギャラは、 団員2オケ全体で200、指揮者300、ソリスト200 しかし、何で大フィル。ここは阪神間がテーマだろう。 大フィルも新しいフェスティバルホールに聴きにいったし関西を代表するオケだと思うよ。 本書なら当然ながら佐渡裕音楽監督のPACのオケでしょう。 ニシキタの芸術センターでしょう。 1万人の第九で大阪にも進出している。 ってところで、本書のエッセンスは読ませていただいた。 同人誌の様にいろんな方が執筆している。 多少ごった煮感がある。 各々が興味あるところを読めば良い。 2013年発行なので、改訂版はあるのかな。
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阪神間の文化に因んだ逸話を文学・絵画・音楽・和歌・歌舞伎・文楽・落語・お酒などの分野から綴ったエッセイ集。明治中期に文化の中心が住吉御影で、昭和一桁代に中心が芦屋に移ったという説明は納得。実は私の少年時代は住吉御影の文化を誇りたい気持ちが強かったが暗にこのことが刷り込まれていたの...
阪神間の文化に因んだ逸話を文学・絵画・音楽・和歌・歌舞伎・文楽・落語・お酒などの分野から綴ったエッセイ集。明治中期に文化の中心が住吉御影で、昭和一桁代に中心が芦屋に移ったという説明は納得。実は私の少年時代は住吉御影の文化を誇りたい気持ちが強かったが暗にこのことが刷り込まれていたのかな?谷崎が阪神間で13回の転居を繰り返した転居魔、実は執筆中の小説に相応しい環境を求めたこともあったとは新発見だった。倚松庵だけでなく馬酔荘、鎖瀾閣(岡本に建築した自宅)、ナオミの家など名跡が各地にあるのだ!日本にヌード画の定着を目指したのが小出楢重だった!そして小磯良平もまた阪神文化の人。会社の先輩が「翔く蝶々」という一文を書いておられる。
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