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自民党と公務員制度改革
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2013/07/18 |
JAN | 9784560083154 |
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自民党と公務員制度改革
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商品レビュー
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福田政権から麻生政権にかけての国家公務員制度改革の動きを記述した本。 渡辺喜美行革相と後任の甘利行革相の動きを中心に、 自民党内の利害対立、官僚組織や連合などの利害関係者の動き、 民主党との調整状況などが詳細に描写されていて、 非常に興味深く読むことができた。 基本法...
福田政権から麻生政権にかけての国家公務員制度改革の動きを記述した本。 渡辺喜美行革相と後任の甘利行革相の動きを中心に、 自民党内の利害対立、官僚組織や連合などの利害関係者の動き、 民主党との調整状況などが詳細に描写されていて、 非常に興味深く読むことができた。 基本法に基づく関連法案の成立に向けた動きの中で、 福田政権と麻生政権の改革に対するスタンスの違い、 甘利大臣と中川議員の調整案に対する内閣法制局が意見を提出する場面、 なんかが個人的には印象的でした。
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明治時代に遡る公務員制度は硬直化しており、時代の変化に対応できていない、、と戦後から言われているにも係わらず、一向にその仕組みが変わることはない。同じ課長職でも等級が異なる厳格な年功序列や、内閣からも独立した人事院の権限など、憲法における労働基本権と絡んで公務員制度改革が非常に難...
明治時代に遡る公務員制度は硬直化しており、時代の変化に対応できていない、、と戦後から言われているにも係わらず、一向にその仕組みが変わることはない。同じ課長職でも等級が異なる厳格な年功序列や、内閣からも独立した人事院の権限など、憲法における労働基本権と絡んで公務員制度改革が非常に難しい問題であることが体系的に理解できた。 福田内閣時の行革相・渡辺喜美が端緒をつけ、麻生内閣時の行革相・甘利明が与野党内・省庁の抵抗を粘り強く交渉していったプロセスが克明に記載されているが、当時の政局に絡んだ福田首相の投げ出しや麻生首相の破れかぶれ解散といった事態で、この公務員制度改革は不首尾に終わった。 事実は小説よりも奇なり、という言葉が良く似合う政治の世界の話ではあるが、自分自身もちょっとだけ経験した民間人材が霞ヶ関で仕事するということについても、不毛なプロセスや各方面に配慮・妥協していくことでプランが骨抜きになっていく流れだったりを、相づちを打ちながら読み進めていった。
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事実は小説よりも複雑で興味深いしまた腹立たしくもある。最後の解散で一気に水の泡となってしまった努力が、新聞なんかで読んでいた時と違って、ぐっと迫ってくるものがあった。 既に過去になってしまった事件ではあるが、体質などはそのままだと思われるので、今この時もこのようなことをなしている...
事実は小説よりも複雑で興味深いしまた腹立たしくもある。最後の解散で一気に水の泡となってしまった努力が、新聞なんかで読んでいた時と違って、ぐっと迫ってくるものがあった。 既に過去になってしまった事件ではあるが、体質などはそのままだと思われるので、今この時もこのようなことをなしているのかと少し暗澹たる気持ちになった。
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