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てんまんアラカルト(4) マガジンKC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/08/16 |
JAN | 9784063713855 |
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てんまんアラカルト(4)
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
今更、これを言うのもアレだが、私の中のランキング、食漫画部門で殿堂入り 最高、って陳腐な言葉じゃ、到底、この漫画の破壊力を賞賛できない この小林有吾先生の『てんまんアラカルト』の魅力は何か、そんな質問を受けたら、ありきたりな答えである事を自覚していても尚、私は「主人公・蒼司が笑顔...
今更、これを言うのもアレだが、私の中のランキング、食漫画部門で殿堂入り 最高、って陳腐な言葉じゃ、到底、この漫画の破壊力を賞賛できない この小林有吾先生の『てんまんアラカルト』の魅力は何か、そんな質問を受けたら、ありきたりな答えである事を自覚していても尚、私は「主人公・蒼司が笑顔で料理における『既存の概念』をブチ壊せている点」、そう堂々と答えられる自信がある。読み手の背中を押してくれるパワーを、この漫画は持っているのだ 作中で、権藤十三が自身の理念、「料理とは力だ、腕力のそれと一緒だ」と自信満々の笑顔で語っているが、皮肉にも、それを照明したのは、誰でもない蒼司だろう 彼が楽しそうに料理を作る様、客が驚き、褒め称え、拍手を割れんばかりにする様、蒼司の自分のそれとは比較にもならない、極上の一品を食した時の権藤が驚愕する様、それらを見て、改めて思った、料理ってのは諸刃の剣、同時に、本当の料理人には善も悪もなく、ただただ自分の『餓え』だけに従って、最高の料理を仕上げるだけの生き物だって事が、嫌ってほどに判った 料理人の性格が最悪だろうが、突き抜けすぎた純粋さを持っていようが、美味いものは美味い。その料理人の性質を決めるのは、出された一品を口にして幸せを感じた、もしくは、心をヘシ折られた客側。料理人は正義の味方でも、血も涙もない魔王でもなく、どこまで行こうが料理人なのだろう だけど、そんな本物の料理人に分不相応な勝負を吹っ掛けちゃった、二流は誇張抜きで、自分の貧相な語彙と粗末な舌じゃ語れないほど美味いもので心を呆気なくヘシ折られ、トラウマを胃の中に詰め込まれる訳だから、やっぱり、高いステージに立つ料理人ってのは大衆的に見れば、悪に寄るのか? 蒼司も、まだ高校生と言え、『自分本位』の塊のような料理人な訳だから、少なくとも、善人には程遠いのか? これは彼以上に根性が悪いっつーか、人間失格な師匠に似たのか、それとも、料理に魅了され、料理で魅了し、料理を魅了しているからなのか・・・ しかしだっ、あえて一つ、小林先生に文句、いや、襟首捻り上げて聞きたい事がある どうして、こんな良い所で終止符を打っちゃってくれているのか?! もちろん、この消化不良感MAXの終わり方があったからこそ、私は『てんまんアラカルト』を殿堂入りにしたのだが、それでも、もっと蒼司の気持ちイイほどの傍若無人っぷりと、天衣無縫の料理を目と舌、心に焼き付けたかった、味わいたかった!! そう言う意味では、やはり、読み手を飢えさせる漫画を描く小林先生は凄い また、加筆・修正が半端ない。小林先生、血尿が出るくれぇの気合でペンを疾走させてたんじゃないか? こんな満腹感を感じさせ、同時に空腹感も煽る内容なのに、この値段でいいのかしら? 買い手かつ読み手としては申し訳ないような あー、どうやったら、蒼司みたいな料理人に逢えて、その料理を食べれるかなー そんな料理人の食事に人生を縛られてしまう事が、幸せか不幸せか、そんな瑣末な事を考えさせないだけの迫力が、この漫画のコマ、料理が絡まないコマにも、全てから迸っている 小林先生、ホント、ありがとうございました、そして、ごちそうさまですっっ
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妙に分厚い4巻で、まさかの完結!Σ( ̄□ ̄;) 勝負の場面が熱くて楽しかったので、 もう少し見ていたかったなぁ。 いろいろな伏線が収束するのにはちと早すぎた。 キャラクターそれぞれの背景や、関係の展開など、 残ってるところもたくさんあるし。残念。 できることなら、ぜひとも第2部...
妙に分厚い4巻で、まさかの完結!Σ( ̄□ ̄;) 勝負の場面が熱くて楽しかったので、 もう少し見ていたかったなぁ。 いろいろな伏線が収束するのにはちと早すぎた。 キャラクターそれぞれの背景や、関係の展開など、 残ってるところもたくさんあるし。残念。 できることなら、ぜひとも第2部を読みたいです。 しかしラストバトル、 まさかあのキャラクターのあの設定が あんなところで役に立つとは!(笑)
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小林有吾先生による食漫画第一部完。何者にも捉われず、食べたいという気持ちに応える。そうした気持ちを中心に描いていた漫画でした。 誰がために料理を作る。料理という常に調理法が進化していく事柄に固定概念に捉われず、だれかの喜びのために料理をつくる。そうした信念をブレずに突き進ん...
小林有吾先生による食漫画第一部完。何者にも捉われず、食べたいという気持ちに応える。そうした気持ちを中心に描いていた漫画でした。 誰がために料理を作る。料理という常に調理法が進化していく事柄に固定概念に捉われず、だれかの喜びのために料理をつくる。そうした信念をブレずに突き進んでいた蒼司は潔かった。しかし、この蒼司もまだ成長途中というかどこかで弾けそうな危うさを持っていたのが少年漫画らしいキャラだったな。渋谷さんが最後颯爽と現れてすべての風呂敷をたたみ直してもっていった感じがしますね。渋谷さんが言う渋谷に会う喜び以上の目的が出揃ったときどういった思いで料理を作るのかっていう楽しみが残りました。天満が料理を作りたい気持ちにも変化が起き始めただけにもっと見たいですな。なんの為に料理を作るのか、もう少し続きを見せて欲しい。 小林先生のブログによれば一応第一部完ということで、ここからはファンレター・単行本の売上次第で続くかどうかが決まるらしいから是非単行本しっかり売れて欲しいです。少年漫画らしい成長や葛藤をもっともっと小林先生に描いてほしい。ここで終わるのは殺生ですよぉ
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