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脱・貧困のまちづくり「西成特区構想」の挑戦
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2013/07/25 |
JAN | 9784750338552 |
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脱・貧困のまちづくり「西成特区構想」の挑戦
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本が出て10年以上経ちます。 もちろんここに書かれていることはたくさん実現に向けて動いています。 ただ進んでいるもいないも含めて本書に挙げられてる内容を今の現状に当てはめる作業が必要かなと思います。 「屋台村構想」 堺筋の活用についても道路占用とか10年前はかなりハードルが高かったと思います。 ただ難波駅周辺を出すまでもなく現在はドラスティックに道路の活用法が変わってきています。 僕が建設局にいた頃は 「道路で商売するなんて言語道断」 という感じでした。 それが今やイルミネーションが輝いたりオープンカフェみたいになったり道路管理者の考え方も大きく変わってきたのかなと思います。 ただ大掛かりな道路を潰して広場にするまでもなく時間帯や曜日で歩行者天国的な活用を検討すれば良いんですよね。 ストレートに事業案を持って行ってさせて欲しいというやり方はかなりハードルが高いと思います。 地元がやりたいことをクリアする課題に合わせてかなり詳細に切り分けて 「これはどこそこでやってるからできませんか?」 というふうに一つ一つ潰していけばきっと道は開けるように思います。 「あいりん地域トータルケアシステム」 恥ずかしながら僕が法改正要望の担当してた時に知ってたらもう少しサポーティブハウスというものをちゃんと意識して寄せていくこともできてたのかなと思います。 一部界隈で悪評高いワンバスケット方式ですが簡単にいうと住宅扶助と生活扶助の垣根をなくして住宅扶助+生活扶助で11万強とかにすれば使い勝手はよくなるんですよね。 まあ医療扶助も入れて一部負担となるとハードルが上がるわけで。 住宅面でいうと狭くても共用部分や人的支援で生活が支えられてる受給者はたくさんおられます。 今でも共益費は生活扶助から出てますし固定費という考え方で言えば家賃も共益費も名目上管理費となってるサポート費用も同じなんですよね。 この辺りをちゃんと整理できたらもう少し上手く回せたかなあとも思います。 まあ地域からちゃんと提言も出てるので金科玉条にする必要はなくてできるできないをきちんと判断していく作業が必要なんじゃないかなと思いました。
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