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ストラテジック・イノベーション 戦略的イノベーターに捧げる10の提言
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 翔泳社 |
発売年月日 | 2013/08/07 |
JAN | 9784798132303 |
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ストラテジック・イノベーション
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
イノベーションに関する名著 メモ ⭐️戦略的イノベーションを推し進めるのは戦略的実験事業。以下10の特徴が共通する。 ・非常に高い売上の伸びが期待できる ・異質な変化により生じた新興市場ないしは範囲が曖昧な市場を狙う ・他社に先駆けて収益モデルも確立していないうちに立ち上げた事業 ・既存事業の進め方や今後とはかけ離れている ・資本だけでなく、社内の資産や能力を活かしたもの ・新たなナレッジや能力開発を伴う ・確立した分野での効率改善でなく、全く新しい事業に乗り出す ・多くの面で様々な不確実性を伴う ・数四半期は利益が出ない。チャンスは一度しかない ・評価が難しい ■差を生むのはアイデアではなく、実行部分 ■忘却、借用、学習 ■忘却の課題をクリアするには独自のDNAを持たなければならない。スタッフ、組織構造、システム、組織文化は慎重に考えなければならない。 ■借用の注意。支援部門の共有は避けるべき。そこに文化が宿る。 有力な接点のみを持つ。借用を可能にする環境をつくる。2社間のやりとりをうまくとりなすダイナミックコーディネーター。 ■6つの借用戦略 既存の仕事のやり方のアウトプットを借りる。 新旧での共同事業。 両社ともにメリットのある新たな仕事を始める。 ブランドを共有する。 ナレッジの借用。 設備を借用する。 ■4つのカテゴリに関わる重要変動要因について学ぶ必要がある 市場、競争相手、技術、収益性 ■学習障害の原因 計画に十分な身を入れていない 目標必達の文化が強すぎる 個人的利害と人為的なゆがみ 不適切な計画立てと枠組み ■伝統的計画法からの脱却 予測は改定してもよい 計画は重要変動要因を明らかにすることに重点をおく 予測を下支えする理論が明白 予測はトレンドで表される 累積的なパフォーマンス評価 頻繁に改定される 先行指標に重点をおく ■戦略的実験事業を成功させる10のルール 優れたアイデアは序章に過ぎない 組織全体の記憶の源は根強い 大企業の戦略的実験事業はその資産と能力を活かすことでベンチャー企業に勝てる 戦略的実験事業には重要変動要因がある ニューコの組織は人事、組織構造、システム、組織文化などの点でゼロから新規につくりあげなければならない 緊張をとりなすのも、幹部の仕事である ニューコの経営計画立案は独立して行わなければならない 利害、影響力、社内政治、経営資源の取り合いや社内競争は学習を妨げる ニューコの責任は数字必達でなく、学習である 企業は戦略的実験事業を通じて画期的な成長力を蓄えることができる
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社内発新規事業のマネジメントについて。 まあそうだろうな、という納得感のある、ただしよくある話。 社内で新規事業を管轄する役員が参照するチェックリストくらいな感じ。
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イノベーションを生み出す風土・人材を育てるには?というお題の議論に関わることになり、いろいろ関連書籍を紹介いただいて(カッキー先生、ありがとうございました!)、どれが今回に最適か散々立ち読みした挙句、ぐるっと回って、大学院の授業の参考書籍に戻ってきました。 じっくり読んだのは初...
イノベーションを生み出す風土・人材を育てるには?というお題の議論に関わることになり、いろいろ関連書籍を紹介いただいて(カッキー先生、ありがとうございました!)、どれが今回に最適か散々立ち読みした挙句、ぐるっと回って、大学院の授業の参考書籍に戻ってきました。 じっくり読んだのは初めてでしたが、現在の成功ビジネスモデルに囚われないために別組織・外部人材登用する「忘却」、とはいえ社内で保有するリソースをポイントを絞って利用する「借用」、経験を積むために早いサイクルで計画立案→見直しを繰り返す「学習」の3点は再現可能に思え、腑に落ちます。 一方、新規事業のアイディアは序章に過ぎないとあまり論じられていません。それはそうなのかもしれないけど、その序章にすら辿り着かないのが常であって、その辺りのヒントも欲しかったとは感じました。
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