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混浴と日本史
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2013/07/24 |
| JAN | 9784480858047 |
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混浴と日本史
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
日本の歴史における混浴文化を通じて、社会の常識や価値観の変遷を探る内容が魅力的です。古代から続く混浴の風俗は、家族や村の結びつきが強かった時代の大らかな性観念を反映しており、時代と共に変化してきた日本の文化を知る手助けとなります。特に、平安時代から江戸時代にかけての温泉や湯女の誕生に関する考察は、当時の人々の生活や感覚を鮮やかに描き出しています。しかし、一部の読者からは、歴史的背景の掘り下げがもう少し欲しいとの意見もあり、混浴文化が日本史全体を貫くテーマとしてどのように位置づけられるのか、さらなる探求が期待される点もあります。このように、混浴を通じて日本の文化や歴史を再認識することができる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
本書は非常に良い着目点をもっており、日本人にとって馴染みのある温泉を通して、日本人の性、裸体観を読み解いた書籍である。 過去の日本ではおそらく裸に対してそこまで抵抗感がなかったのだろう。明治政府は外人に迎合するため、混浴、裸を恥とする文化を輸入した。混浴に対する国家の烙印と庶民...
本書は非常に良い着目点をもっており、日本人にとって馴染みのある温泉を通して、日本人の性、裸体観を読み解いた書籍である。 過去の日本ではおそらく裸に対してそこまで抵抗感がなかったのだろう。明治政府は外人に迎合するため、混浴、裸を恥とする文化を輸入した。混浴に対する国家の烙印と庶民の反発には埋めがたい溝があるのだ。 こう始まる本書は非常に興味深い内容を多分に含んでおり、現代の性、裸体観念の歴史の浅さに驚く。 ある地方では祭の際にドブ川の泥をさらって体になすりつけると言う風習がある。これにより健康にめぐまれるという祭りらしいが、本来はこの地方では温泉が湧き出ており温泉につかることで健康になると言う概念のみが残って、温泉が枯れてしまったという小話も面白かった。 1970年頃の日本では男湯の方に入っていく女性が非常に多かったという描写がある。その中では作家の津島佑子が寄せたエッセイで以下の記載がある。「考えてみれば私に限らず誰でも今の時代ではなかなか他人の特に異性の裸体を公然と見る機会などない。1年に1回ぐらいはこうして服を脱いだ男たちを見ておくのも人間というものを考え直す意味で良いものだなと思わずにいられなかった。」 ヒトというモノは服や装飾により、着飾る事でヒトたらしめている部分がある。それを取り払った時に本当のただの庶民に戻れるのだ、それが混浴なのかもしれない。 最後に筆者はこう締めている。「少なくともこの国の混浴と言う習慣は性に関する極めてユニークな、そして精神性の高い文化を作り上げてきた事は確かである。」 と、ここまで絶賛したが、筆者の力量が及ばず、正直読むのが苦痛な部分が大半であった。極上のステーキ肉を電子レンジで加熱してケチャップを撒き散らすような酷い調理の仕方であった。 特に酷いのが論が四方八方に飛んでしまう点である。編集者は上ってきた原稿に頭を抱えたのか、それともこれで良いと思ったのだろうか。 湯の語源について諸説ある、と前置きして複数の学者の見解を披歴するのにはまいった。湯の語源は語られるものの、そこから本論に戻れず尻窄み。本書は初学者に向けて書かれてるのではなく、論文の延長線上にあるのかもしれない。 筆力のある作家に新書にて再編して頂きたい内容であった。
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混浴を恥ずべきものと観るか否かは個人の裁断に委ねられるとして… 個人的には、祭り(盆踊り)、田植え、葬式、その類の庶民の生業には大抵スケベェなモノが介在しており、それなしには一日たりとも庶民の社会は成り立たないと私は思っている。 しかし昨今はそんなスケベェなものは悉く排除され...
混浴を恥ずべきものと観るか否かは個人の裁断に委ねられるとして… 個人的には、祭り(盆踊り)、田植え、葬式、その類の庶民の生業には大抵スケベェなモノが介在しており、それなしには一日たりとも庶民の社会は成り立たないと私は思っている。 しかし昨今はそんなスケベェなものは悉く排除されている。 まるで、排除すれば物事はシャンシャンと片付くとでも思っているような…。 しかし現実にはスケベェなものであればあるこそ、そう簡単には片付かない。 自然に還れば、自然に男と女は結ばれる。 That's life
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タイトルに興味を惹かれて。表紙が通俗的だったことから俗な内容かと思いきや風土記や日本書紀から遡った我が国の混浴の歴史を紐解くけっこう硬い内容であった。 禊に端を発する沐浴の歴史がそこらじゅうから温泉が出る国土と相まってなにかというと風呂に入る国民性を構築したことがわかる。 江戸に...
タイトルに興味を惹かれて。表紙が通俗的だったことから俗な内容かと思いきや風土記や日本書紀から遡った我が国の混浴の歴史を紐解くけっこう硬い内容であった。 禊に端を発する沐浴の歴史がそこらじゅうから温泉が出る国土と相まってなにかというと風呂に入る国民性を構築したことがわかる。 江戸になって支配に有利な儒教を取り入れた結果なんとなく真面目でお硬い社会のように思われているが中世までの我が国は性や身分もある程度は自由奔放な社会であったのだ。それがいいことか悪いことかは分からないけれど。 面白げなタイトルの割りに卒業論文のような硬さが気になったけどもなかなかに面白い内容ではあった。
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