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親の死なせかた 医者が父母の最期を看取って考えたこと
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親の死なせかた 医者が父母の最期を看取って考えたこと

米山公啓【著】

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親の死なせかた 医者が父母の最期を看取って考えたこと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/07/26
JAN 9784569812496

親の死なせかた

¥220

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2017/10/05

医師である著者ご自身のご両親のケースをご紹介されながら、日本の高齢者医療の抱える問題点をあぶり出している。意識のない人に胃瘻や経管での栄養補給は欧米では虐待と考えるというのはかなりインパクトがあった(勿論欧米にも延命措置をする人はいるのだろうが少数派なのだろう)。今の日本人はむし...

医師である著者ご自身のご両親のケースをご紹介されながら、日本の高齢者医療の抱える問題点をあぶり出している。意識のない人に胃瘻や経管での栄養補給は欧米では虐待と考えるというのはかなりインパクトがあった(勿論欧米にも延命措置をする人はいるのだろうが少数派なのだろう)。今の日本人はむしろ逆で栄養補給もせずそのままにする方が虐待ではないかと考える人の方が多いように思う。放置(栄養補給をしない)を見殺しと考えるのか自然なことと考えるのか、単に医療という枠を超えて考える必要のある大きな問題なのだろう。

Posted by ブクログ

2014/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

医者ならではの末期対応が読んでいて重かった。確かに、本人が生きたいと言っていたらそれはそれで本人の意思なのだからそうあるべきなのだろう。出来るだろうか。 1912再読。判断するだけの知識はあるのだろうか。覚悟で引き受けるしかないのだろう。

Posted by ブクログ

2014/07/25

医師である著者が、自分自身の親を看取った経験や、医療現場での経験を元に、終末医療のあり方、家族の心構えについてアドバイスしてくれている本です。 非常にショッキングなタイトルではありますが、そう感じるのも「そのことは考えたくない」と逃げる気持ちから来るものでしょうし、逃げているとい...

医師である著者が、自分自身の親を看取った経験や、医療現場での経験を元に、終末医療のあり方、家族の心構えについてアドバイスしてくれている本です。 非常にショッキングなタイトルではありますが、そう感じるのも「そのことは考えたくない」と逃げる気持ちから来るものでしょうし、逃げているといざその時が来たときに備えが何もできておらず、結果として後悔の残る判断をしてしまいそうだということは、想像できます。 非常に短い本で、すぐに読めてしまいますが、深く心にささります。 自分の母は78歳になってもまだまだ元気なので、やはりまだ考えたくないというのが正直な本音ですが、この本を何度も読み返して心の備えをした方がいいのかもしれないと考えさせられました。

Posted by ブクログ

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