ブックイーター(2) バンブーC

カネタケ製菓(著者)

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2013/07/29
• JAN: 9784812483732

商品レビュー

2014/02/02

20台後半のやや癖あり男女数組の恋愛オムニバス。

お互いに相手のどこに魅かれているのかということを認識し、伝え、共有していく過程を如何に描くかが面白さにつながるいう、恋愛もののシンプルな原理を改めて認識した。。

難点としては本好き男女を主人公にした表題作「ブックイーター」が前後編とあっさり終わってしまったこと。本屋の見本誌にだまされた。とはいえ他のエピソードも楽しめる。
総じていうなら破れ鍋に綴蓋感たっぷり。

あと、カバー裏めくるまで、キャラ紹介が不親切なので顔と名前を一致させるのに苦労した。

さて、どこかに同じ酉年のよしみは落ちてないものかしら。

2013/09/18

少しずつつながって、藍の話へ。うっかり感情移入するらしい。読んでは、人間関係のはしっこをつかまえようと、戻って読み直したり。2巻はきりよく話が終わってるけど、出てきてるのに語られてないキャラいるよね？続くよね？

2013/09/01

1巻と同時発売の2巻目。表題作の後編部分が収録されてるので私的にはやっぱり同時購入がおススメ。カバー裏のアレも続いてるので是非とも繋げて見たい感じ(ステマ)

一応は完結巻になるのかな。私的にはコウさんの「傷が腐るまで足掻く」お話も読みたかった。
2巻メインは表紙の二人のお話。1巻冒頭で上村緑が電話で話していた相手・米瀬藍のお話。若干ファンタジー要素がありつつ一番深くて一番重いお話でした。

総合的にみて、キャラとして面白いのは三角真白。キャラとしての好みは断然井口灰次センセー！　でも上村緑も捨てがたい感じです。おにゃのこは他の子も可愛いんだけども私的に桃ちゃん一択で。

続きが見たいようなこのままでいいようなそんな気持ちにさせられる作品でした。