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超実践 ネクストチャイナ・マーケティング
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青木生, 木戸良彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/07/26
JAN 9784569813417

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商品レビュー

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2016/09/08

2013年に発行された本なので、反日運動が盛んで 少しおさまりかけた時の本である。ある意味では勇気がある。 中国にいる日本人から見ると、 日本のメディアの中国に関する報道は、酷いものがある。 かなり、ねじ曲がり、針小棒大に報道したがるようだ。 それで、日本から見た中国は大変おかし...

2013年に発行された本なので、反日運動が盛んで 少しおさまりかけた時の本である。ある意味では勇気がある。 中国にいる日本人から見ると、 日本のメディアの中国に関する報道は、酷いものがある。 かなり、ねじ曲がり、針小棒大に報道したがるようだ。 それで、日本から見た中国は大変おかしな報道となる。 この本は 2013年の時点で、日本からの中国に対する見方が おかしいのではないかということを、 マーケティングの立ち場から言及していることに、好感がもてる。 中国人を固定的な概念で見下すのでなく、ナマの中国人の実態を アンケートで、明らかにしようとするが、 どうも、アンケートの設問が 想定された結論が出るような感じでもある。 アンケートが 巻末にあり、読みにくいのは残念。 論じているところに、アンケート結果の表をつけた方が、わかりやすい。 中国人の今の状況を『モーレツ+ビューティフル』という評価は、 なぜかいただけないなぁ。もっと、言葉を慎重に選んだ方がいい。 どうも、おじさん的で、日本のバブル時期を想起させるが、ちょっと違うよ。 外面も立派にして、おしゃれにして、内面の充実を図るという感じなのだが。 『洗練商品』を求めているという表現は、いいと思う。 漢字に対する語質=クオリアが、同じ漢字でも違うと言うことに かなり、注目していることは とても重要だと思う。 ネーミングについては、たしかに 中国人の意見をきちんと聞く必要があると思う。 日本の製品が、どのようにいいのか? ということを、解明しているコトは、重要な示唆があった。 クチコミの評価がステルスで、低くなっている。 そして、広告が、逆に 評価が高まっているというのは、正しいと思う。 まぁ。博報堂なので、その分 手前味噌なことがあるにしてもだ。 今の状況、とりわけ、広告法が 施行されて、  日本での広告の規制よりも、かなり厳しい。 親近感 そして 信頼をかちうることを説明することで 『尊敬』という言葉を重視したのは、納得した。 結構 中国人って、社会貢献をしているかどうか、 は 会社に対する評価に つながっている。 震災に対する募金の額の高い低いが 問題にされる。 ここらあたりは、格差社会だから 必要な 視点かもしれない。 総じて、中国人の実像に 少しは迫っているような気もした。 ただ、たくさんの情報の洪水の中で、中国人の意識の変化は、 かなりスピード感があり、わずか 3年の間に 大きく変化もしている。 そのことが、日本の中にいては、わからないことかもしれない。

Posted by ブクログ

2014/02/22

中国で実務を数多くされた著者によるマーケティング等の戦略を紹介した本。政治家や学者ではなく、ビジネスパーソンならではの助言が、とても説得力がありました。 一部の内容を紹介すると… ・日本企業は高品質をアピールすべき ・ネーミングやパッケージ等で漢字は軽視できない ・中国消費者は...

中国で実務を数多くされた著者によるマーケティング等の戦略を紹介した本。政治家や学者ではなく、ビジネスパーソンならではの助言が、とても説得力がありました。 一部の内容を紹介すると… ・日本企業は高品質をアピールすべき ・ネーミングやパッケージ等で漢字は軽視できない ・中国消費者は企業の社会貢献活動に関して厳しい そして、企業が行うべきアクションプランなどは、第6章によくまとめられていました。 筆者の一番言及したかったポイントは、我々(日本人)は中国を誤解している。そしてこれからの時代「中国で勝てなければこの先どこにも勝てない」という点でした。 なお、以下のリンクも参考なりました。 ↓ http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-81341-7

Posted by ブクログ

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