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顧問女教師を調教したあの日 玲子先生と麻貴先生 フランス書院文庫
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顧問女教師を調教したあの日 玲子先生と麻貴先生 フランス書院文庫

但馬庸太【著】

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顧問女教師を調教したあの日 玲子先生と麻貴先生 フランス書院文庫

定価 ¥764

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2013/07/25
JAN 9784829619469

顧問女教師を調教したあの日

¥495

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2015/01/25

責めに抗う教職の矜持と覚えた愉悦との狭間

但馬作品を幾つか既読の諸兄には伝えることが無いくらい普段通りの但馬作品である。ただし、普段ならば学生主人公が大半なことで学校が舞台となることも多いのだが、今回は2人のヒロインも共に女教師としたことで普段以上に学校を意識した内容とも言えるだろう。官能場面は全て校内および関連施設とい...

但馬作品を幾つか既読の諸兄には伝えることが無いくらい普段通りの但馬作品である。ただし、普段ならば学生主人公が大半なことで学校が舞台となることも多いのだが、今回は2人のヒロインも共に女教師としたことで普段以上に学校を意識した内容とも言えるだろう。官能場面は全て校内および関連施設という徹底したシチュエーションである。教師と生徒という許されざる関係へ引き摺り込まれることに抗う矜持と、それでも次々と植えつけらていく愉悦との狭間で懊悩するヒロインの悩ましさがしっかり描かれた作品である。 【玲子先生】 保健体育の教師にして水泳部の顧問は25歳 普段から生徒を苗字で呼び捨てにする勝気さがある若手教師は水泳であと一歩のところまで登り詰めた経歴のアスリートでもあり、それだけに真面目で謹厳実直でもある。クールな美貌は憧れの的であり、全体の半分を超える4章を用いてじっくり責め立てられるメインヒロインと言える。部活動だけでなく体育(水泳)の授業でも生徒達のすぐ傍というシチュエーションで羞恥プレイを絡めた責めを浴び、声も出せずに悶絶させられている。しかし、カラダは肉欲に堕ちてもそれを自覚しようとはせず、教職の矜持を保ってなかなか堕ちない玲子先生。これが諦念にも似た心持ちで我慢の限界を超え、ココロのタガを外す(というか手放す)のはもう1人の女教師が登場してからである。 【麻貴先生】 国語教師にして書道部顧問の34歳 恋人になってほしいとの想いが歪に強過ぎたことから悪魔少年に変貌してしまう主人公だが、それでも無垢な気持ちもあって、恋愛についても自分なりに考えたりしている。それがまた独善的な屁理屈なのでますます凌辱の色が強まるのだが、そんな主人公が狙いを定めた2人目のターゲットが麻貴先生。玲子先生と学園を二分するマドンナであり、玲子先生とは対照的に温和で可愛げのある先生として描かれている。また、玲子先生の半分(2章)で纏められていることや、クライマックスでの立ち位置などからも麻貴先生は明確にサブヒロインであろう。籠絡の手口は玲子先生の時とほぼ同じながら、シチェーションの違いと麻貴先生に付された隠れ属性によって変化がつけられているのは巧みと言える。 最終的には2人の先生が鉢合わせてお互いの状況を知るところとなり、観念するかのように隷属していくのだが、この直前の僅かな時間経過によって、いつの間にか麻貴先生の方が先に出来上がっていたのは面白味のある演出だった。ついついおねだりしてしまう麻貴先生の羞恥が可笑しくもありつつ、そのギャップが玲子先生にも驚きを伴って伝播していくことで矜持という羞恥の根源からの解放という本作のテーマを最後まで破綻なく描くことができたように思う。

DSK

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