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ここまでわかったPM2.5本当の恐怖 謎の物質を科学する
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ここまでわかったPM2.5本当の恐怖 謎の物質を科学する

井上浩義【著】

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ここまでわかったPM2.5本当の恐怖 謎の物質を科学する

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アーク出版
発売年月日 2013/07/09
JAN 9784860591281

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商品レビュー

3.6

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2014/03/15

PM2.5、ある程度は知っていたけれど、やっぱり ある程度だった。読んで良かった。自分にできることを しっかりやっていこうと思った。 〈本から〉 (1)「PM2.5は、とても小さい物質である」こと。 (2)「PM2.5は、どこにでもある物質である」こと。  「小さくて、どこにで...

PM2.5、ある程度は知っていたけれど、やっぱり ある程度だった。読んで良かった。自分にできることを しっかりやっていこうと思った。 〈本から〉 (1)「PM2.5は、とても小さい物質である」こと。 (2)「PM2.5は、どこにでもある物質である」こと。  「小さくて、どこにでもある」ために、非常に  捉えにくく、かつ人の健康に大きな影響を与える  のです。 最近、突発性肺疾患とか、老化による肺機能の低下など という診断で亡くなられる方が増えていますが、 それは最終的な診断であって、その原因はというと、 実はよく分かっていないのです。 原因が不明なまま、一方で肺ガンや肺炎、慢性閉塞 性肺疾患(COPD)などの肺炎で亡くなられる人が、 急増し、男性では死因のトップになりました。 女性でも一位になるくらいの勢いで増え続けています。その原因として、このPM2.5の関わりが否定できないの です。 ここにタバコの3大有害物質といわれるニコチン、 タール、一酸化炭素だけでなく、第4の物質として、 PM2.5の存在が重要だと考えるのです。 P(Particulate=微粒子状) M(Matter=物質) PMとは大気中を漂う個体や液体の小さな「粒子状 物質」のことをいいます。 PM2.5 単位はμm(マイクロメートル)で、PM2.5とは 「大きさが2.5μm以下の微粒子」という意味。 1μm1mmの1000分の1。髪の毛の太さが、 70μmですから、その約30分の1。 気管には線毛(繊毛)と呼ばれる毛のようなものが 生えていて、異物が入ってくると、なびくように 動いて外に押し出そうとします。さらに咳や痰でも 追い出します。 ところが、10μm以下だと線毛の中に入り込んで しまい、掃除することができません。すなわち、 PM2.5は人間に備わった機能では体外に排出されない のです。 体外に排出されなかったPM2.5は、器官から肺に 到達し、肺胞にぶつかりこれを破壊します。 PM2.5が肺ではなく、腸に入った場合も小さいゆえの 問題を起こします。 人間の身体には皮膚や体内の臓器に、無数の穴や ヒダがあります。(略)。PM2.5はこうした穴に 入り込んだり、管を詰まらせてしまうのです。 その結果、健康に甚大な影響をもたらします。 (略) 小さいために身体の奥に入り込むだけではなく、 小さいゆえの「研磨力」も強いのです。 PM2.5はどうやって作られる?  ◆ 粉じん   ◆金属フューム(金属が熱などで蒸発し、   再び凝縮して微粒子になったもの)  ◆煙 私たちが生活していく中で、PM2.5に曝露されないと いうのは無理な話なのです。 PM2.5がもたらす数々の疾患  循環器疾患  アレルギー疾患  ガン(各種臓器の発ガン)  呼吸器疾患  消化器疾患(腸閉塞)  眼疾患(ドライアイ 角膜障害) 家庭でも発生するPM2.5  調理(加熱など食材が焦げるなどして)  車の運転(タイヤが道路と接し摩耗することで)  喫煙(煙には多くのPM2.5が)  ヘアードライヤー(ホコリ等が粉砕されて)  掃除機(同上)  レストランの外食(ガスや電気のオーブンから)  衣類乾燥機(乾燥した繊維が)  ろうそく(煤を発生させる)  ジューサーミキサー(食材が粉砕されて)  トースター(焦げが)  ヘアアイロン(髪の毛が焦げて)  蒸気アイロン(蒸気が)  自家焼却(枯葉や木材は炭化物のPM2.5に) PM2.5の対策は、まず、手についた物、口中にある ものを取り除き、体内への侵入を防ぐことです。 マスク PM2.5であれば多層で粒子を捕捉しやすく、鼻や 喉を守るためにも湿度があるものが効果が高い。 目は洗浄液よりも何度も洗ったほうが効果がある。 水道水には塩素が入っているので洗いすぎは禁物。 顔にもPM2.5が付着しているので、まず顔を洗って から目を洗う。 基本的には注意報などが出ているときには外出を 避けるのが賢明ですが、外出するときには、 メガネなどでPM2.5が直接目に当たることを防ぎます。 タバコは一本吸っただけで環境省の基準値を越える!

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2014/03/02

最近、PM2.5という言葉はよく聞くが、そもそもどのようなもので、人体にどのような影響があるかわからなかったので、読んでみた。 PM2.5とは、2.5μm以下の物質のことで、どこにでもあり、あまりに小さくて見えないものだからこそ、多くのものを傷つけやすいこともわかった。 特に...

最近、PM2.5という言葉はよく聞くが、そもそもどのようなもので、人体にどのような影響があるかわからなかったので、読んでみた。 PM2.5とは、2.5μm以下の物質のことで、どこにでもあり、あまりに小さくて見えないものだからこそ、多くのものを傷つけやすいこともわかった。 特に呼吸器系は肺から出ることが難しいために疾患が多いようだが、自衛すること、対処療法はあるようなので、しっかりとした知識をもって対処していきたいと思った。

Posted by ブクログ

2013/09/16

今年(2013)の春頃に黄砂が中国から飛散してくるのに併せて、PM2.5という微小物質が日本にも飛んできているというニュースがよく流れていました。でも夏の季節の今は聞かないのはなぜだろうと思っていましたが、このPM2.5も黄砂と同様に季節性のようなところがあるようですね。 物心...

今年(2013)の春頃に黄砂が中国から飛散してくるのに併せて、PM2.5という微小物質が日本にも飛んできているというニュースがよく流れていました。でも夏の季節の今は聞かないのはなぜだろうと思っていましたが、このPM2.5も黄砂と同様に季節性のようなところがあるようですね。 物心ついたときから花粉症と付き合ってきた私は、当時はマスクと言えば酷い咳が出ているときだけにつけるガーゼのマスクしかなかったので、春にはいつもクシャミをして辛いというか恥ずかしい思いをしていたのを思い出します。 今では花粉が飛ぶ時期に限らず、一年中誰かがマスクをしているような時代になりました。マスクも使い捨ての安くて性能の良いものがでていますね。ここで取り上げられているPM2.5は粒子が細かいので、花粉対策用のマスクでは効果が薄いようです。 これからそれらを意識したマスクが開発されるのでしょうか、それは毒ガス対策用のマスクみたいになってしまうのでしょうか。マスクは私も花粉の季節にはしますが、息苦しいのであまり好きではありません。特にスポーツをするときは、マスクはできません。 マスクによる予防も大事ですが、おおもとの原因であるPM2.5を減らす、もしくは、それを集めて固める等の技術が開発されて欲しいものですね。 以下は気になったポイントです。 ・死亡原因で、肺がん・肺炎・慢性閉塞性肺疾患などの肺疾患で亡くなる人が急増して、男性では死因のトップになった。その原因として、PM2.5の関わりが否定できない(p5) ・PM2.5で問題としているのは、ハウスダストや花粉等よりも小さいもので、大きさが2.5μミリメートル以下のもの(p16) ・中国のガソリンや軽油の硫黄含有量の基準値は、150ppmであり、日本の10ppmの実に15倍、中国で日本並みにする指示を出した。導入は2017年末(p21) ・日本で発生した大気汚染は「パイプエンド型」公害、公害物質が排水口や煙突などのパイプの先端から排出されたから、四日市喘息・東京都光化学スモッグ・川崎大気汚染(p23) ・PM2.5の発生は原因が複数であり、どこか一つの原因を解決すればすむものではない(p23) ・PM2.5に対する各国の環境基準は、アメリカ(2006)や日本(2009)基準が厳しい、日本の設定は環境基本法に基づいて2009年に設定された(p31、33) ・月別黄砂観測日数(国内61カ所)では、3-4月が最も多く、2,5月も観測されるが、6月から1月までは殆ど観測されない(p38) ・中国は、植樹よりも灌漑で砂漠化を抑えて黄砂を減少させようとしていますが、三峡ダムの水源となる揚子江の水は雪解け水で季節性があるので、秋から冬は乾燥する。灌漑自体が自然体系を破壊して、灌漑の水が蒸発することで塩害につながる可能性もある(p41) ・日本全国にある PM2.5の観測地点のデータは「そらまめ君」というHPで見れる(p46) ・体内に入ってきた異物を体外へ排出できるかの分かれ目は、10マイクロメートル(p57) ・黄砂が発生するのは、ゴビ砂漠(世界4位)、タクラマカン砂漠(世界2位)及び黄土高原といった乾燥した地域からなる、これらは日本面積の5倍以上(p91) ・目を洗浄するのは、薬の入った洗浄液よりも、水道水が良いが塩素が入っているので洗いすぎは禁物(p145) ・肺を動かす力の75%は横隔膜で、残りは胸筋、非常に太っている人は腹の脂肪が邪魔になって、横隔膜を十分使えないので呼吸が苦しくなる(p148) ・空気清浄器は、換気量よりもフィルター性能で選ぶ、「HEPAフィルター」は0.3マイクロメートルの粒子も取り除ける(p151) ・北京が特にひどくなった理由は、近郊の大気が停滞して、周辺から流入した大気汚染物質が長期にわたってとどまる盆地のため(p169) 2013年9月16日作成

Posted by ブクログ

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