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皆川博子コレクション(3) 冬の雅歌
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 出版芸術社 |
発売年月日 | 2013/07/19 |
JAN | 9784882934424 |
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皆川博子コレクション(3)
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
“ここにいる人たちは、皆、一つの世界しか知らないのだろうか。重なって存在する荒野を知らないのだろうか” 表題作では、精神世界を題材に採り、著者と父親の実際の関係性なども織り交ぜながら、余韻の深い物語に仕上げられている。 近年の練度が高い作品群と比べれば粗さが感じられるが、表題作...
“ここにいる人たちは、皆、一つの世界しか知らないのだろうか。重なって存在する荒野を知らないのだろうか” 表題作では、精神世界を題材に採り、著者と父親の実際の関係性なども織り交ぜながら、余韻の深い物語に仕上げられている。 近年の練度が高い作品群と比べれば粗さが感じられるが、表題作の後に収められた短編も含め、人間の裡に潜む暗部を様々な手法で白日の下に曝け出す技術は、デビュー時から徹頭徹尾、巧み過ぎる。
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カメオは獣頭人体の猫さん・・・神々しいのにどこか怖く感じるのは私だけではないはず・・・。 表題作は、78年に刊行されたとは思えぬほど、もう皆川文学のやるせない男女観が完成している・・・ほとんど今の幻想小説の持ち味そのままで読みやすい印象でした。雅歌って一応男女の恋の歌だもんな・・...
カメオは獣頭人体の猫さん・・・神々しいのにどこか怖く感じるのは私だけではないはず・・・。 表題作は、78年に刊行されたとは思えぬほど、もう皆川文学のやるせない男女観が完成している・・・ほとんど今の幻想小説の持ち味そのままで読みやすい印象でした。雅歌って一応男女の恋の歌だもんな・・・と改めて一考。 「魔術師の指」これも皆川節だな~~~死の匂いが付きまとう3人の男女・・・。 「海の耀き」暎子さんの人形展めっちゃ見に行きたい・・・。 「祝婚歌」男女の歪んだ愛欲、暴力と退廃。いじましいほどの純情とかなしいほどの狂気。うーん皆川節だ。 「黒と白の遺書」写真家の心理って全然分からんのだけど・・・なるほどなあ・・・。歪んだ憧憬を抱く女を手に掛ける男ってのも、皆川男女観ではもう一つのテーマなんだな。 「もうひとつの庭」病と衝動の、皆川幻想文学らしい小品。 「巫の館」よく考えなくても皆川博子×バレエめっちゃ合うやんけ・・・。
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<収録作品> 冬の雅歌 魔術師の指 海の耀き 祝婚歌 黒と白の遺書 もうひとつの庭 巫の館
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