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法服の王国 小説裁判官(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 産経新聞出版/日本工業新聞社 |
発売年月日 | 2013/07/13 |
JAN | 9784819112154 |
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法服の王国 小説裁判官(上)
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商品レビュー
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エリート街道を突き進む津崎と、護憲を掲げる団体に所属するだけで地方廻りを余儀なくされる正義感の強い村木、原発差し止め控訴に奔走する弁護士妹尾。 この3人を主人公とした法曹界のお話。 どこの世界にも権力争いはあるもので、当然“正義”であることを求められる司法の世界でも、ドロドロとし...
エリート街道を突き進む津崎と、護憲を掲げる団体に所属するだけで地方廻りを余儀なくされる正義感の強い村木、原発差し止め控訴に奔走する弁護士妹尾。 この3人を主人公とした法曹界のお話。 どこの世界にも権力争いはあるもので、当然“正義”であることを求められる司法の世界でも、ドロドロとしているということか。 自衛隊違憲、プライバシー保護、原発差し止めといった裁判を丁寧に描き、裁判官の激務ぶりがよくわかる。 でも、あれもこれも感があって、原発に絞った方がわかりやすいのでは…と思ってしまう。結構斜め読みをしてしまった。
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2人の立場の異なる(一人は現場回り、もう一人は最高裁事務局を中心とするエリートコース)裁判官を主人公とした小説。 2人の学生時代から裁判官としての終点までを、周囲の人々の人生模様も織り交ぜながら、重厚に描いている。2分冊でかなりの分量だが、苦も無く読み進めることができた。在るべき...
2人の立場の異なる(一人は現場回り、もう一人は最高裁事務局を中心とするエリートコース)裁判官を主人公とした小説。 2人の学生時代から裁判官としての終点までを、周囲の人々の人生模様も織り交ぜながら、重厚に描いている。2分冊でかなりの分量だが、苦も無く読み進めることができた。在るべき裁判官、司法とはいかなるものか、について考えさせられた。 (おそらく)周密な取材の上に書き上げられたノンフィクション小説のような側面も持ち合わせており、戦後の司法の在り方や原発訴訟の実態などを知ることができるという知的面白さもあった。
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東京高裁長官の津崎、金沢地裁裁判長の村木、弁護士の妹尾の3人の主人公が、日本海原発建設差止め訴訟を前に、それぞれの立場からの思いが綴られるプロローグから、物語は一気にタイムスリップして司法試験前へと戻る。彼らの人生軌跡を辿りながら、当時の人物が実名で登場するなど、ノンフィクション...
東京高裁長官の津崎、金沢地裁裁判長の村木、弁護士の妹尾の3人の主人公が、日本海原発建設差止め訴訟を前に、それぞれの立場からの思いが綴られるプロローグから、物語は一気にタイムスリップして司法試験前へと戻る。彼らの人生軌跡を辿りながら、当時の人物が実名で登場するなど、ノンフィクションまがいの展開に、公害、自衛隊、原発の訴訟を通して、司法の独立性に政治力が影響を与える過程をリアルに映し出していく。小説と事実の間を彷徨う感覚にさせる手法がいい。大作でありながら飽きさせず下巻へと引きつける。
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