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コメの嘘と真実 新規就農者が見た、とんでもない世界! 角川SSC新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川マガジンズ/KADOKAWA |
発売年月日 | 2013/07/10 |
JAN | 9784047316140 |
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コメの嘘と真実
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商品レビュー
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2004年に不動産会社の社長から、突然「新潟出身だから」「コメを作れ」と命令された。これからは食料安保が重要だと社長が感じたから。出だしがおもしろい。実に変な社長だ。また、それに従って始めるのも変な社員だ。農村の理不尽さを縷々と述べているが、会社の理不尽さはさらっと流しているの...
2004年に不動産会社の社長から、突然「新潟出身だから」「コメを作れ」と命令された。これからは食料安保が重要だと社長が感じたから。出だしがおもしろい。実に変な社長だ。また、それに従って始めるのも変な社員だ。農村の理不尽さを縷々と述べているが、会社の理不尽さはさらっと流しているのが面白い。まぁ。その命令を受けなければ、この物語は始まらない。この語りは実につかみはうまい。しかし、その不動産会社の社長の真意をもっと掘り下げてほしい。 新潟で農業をしている父親は「農業をやらせるために大学にいかせたんじゃない」という。友人は「農業をなめるな」「やめておいたほうがいい」という。この父親をどう説得したのか?そして、父親が、現在何を言っているのかが知りたい。それが、書いていない。 越後ファームの始まりである。この物語の成功の一つの要因は、農家と手を組んだことだ。まぁ。農家の息子だったというのも重要だね。農業は教科書で学んでできるものではない。経験の蓄積であり、感覚的な判断の中に、暗黙知が多く存在する。 農業を始めるには、農地の確保がいる。これは、よそ者に対しては、受け入れる素地が少ないのが現実である。そして、著者は言う「自分のコメの評価すらわからず、自らのコメなのに販売価格も決められない。」と言う農業の当たり前を批判し、「自分でコメをうる。農協には売らない。」と言う姿勢が、やっとコメは商品となった。そう思えば、切り開かれる。また、それがシンガポールで日系デパートで売り先が決まると言う販売戦略が当たった。それをテコに日本でもうると言う戦略がうまい。ものづくりだけでは、ビジネスとして成り立たない。営業すると言うことが当たり前の不動産業界にいたからこそ、進めたのだろう。 不利な条件をどう有利にするか。そして慣行栽培から、特別栽培、有機栽培、自然農法と作り方の差別化をするが、要は、作り方ではなく、消費者が食べて美味しいかどうかになるのだ。そのことをきちんと理解していることが重要だ。確かに、新規就農者は、何をすべきかがよくわかる。 越後ファームは、そんなに驚くことをやっているわけではなく、コメを売るためには、どうすればいいのかと言うことをきちんと理解しているから成り立っている。 吉田忠則の「コメをやめる勇気」の中にも、越後ファームに関して褒めて述べているが、この本で読むと、当たり前のことをきちんとやったということだ。農業をどうビジネスとして捉えるかで、何よりも、営業が大切だったと言うことが明らかになっている。まぁ。そうだからと言って、日本の農水省のばかな政策を、変えれないことは言うまでもないのだ。 TPPに賛成し、兼業農家を批判し、農協を批判しているが、本質的になぜそのようになっているのかに対してのメッセージが、弱いのが残念だ。「コメの嘘と真実」という表題に負けている。
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2014/2/24 611||コ (5階産業) コメ生産を中心とした食糧事業部門を立ち上げるはずだった不動産会社社員が、農地法に阻まれ個人負担で新規就農することに…。 転身してぶつかった数々の難問や農協の実態など、TPPを含めたコメ問題の正体を明らかにしています。 TPP交渉...
2014/2/24 611||コ (5階産業) コメ生産を中心とした食糧事業部門を立ち上げるはずだった不動産会社社員が、農地法に阻まれ個人負担で新規就農することに…。 転身してぶつかった数々の難問や農協の実態など、TPPを含めたコメ問題の正体を明らかにしています。 TPP交渉で注目を集める「コメ」は、聖域として守るべき価値は本当にあるのか?
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新規就農へのムラ社会の壁と、販路確保への苦労を綴った本。苦労と突破の跡が見られて素敵な本だともいえる反面、描き方がステレオタイプというか、我田引水すぎるかなあ、と。関税の部分で正しいとはいえない表現もある(こんにゃくいも)。 最初の販路の開拓の決めてがパッケージのデザイン変更。そ...
新規就農へのムラ社会の壁と、販路確保への苦労を綴った本。苦労と突破の跡が見られて素敵な本だともいえる反面、描き方がステレオタイプというか、我田引水すぎるかなあ、と。関税の部分で正しいとはいえない表現もある(こんにゃくいも)。 最初の販路の開拓の決めてがパッケージのデザイン変更。それ以降も付加価値をどうつけるかに腐心されていますが、思うに多くの消費者は、実のところ品質を理解できないのではないでしょうか。故にやはり営業力・販売力の世界になっていく、そのなかで品質という看板が必要になる、と。 いやもちろん、みんなうまい米が食べたいはずです。そして著者も述べているように、最後の行程(炊くという行為)を消費者に委ねるという大きなばらつきがあるものをどう売るか、どう付加価値をつけるか…などの話。あれ、嘘と真実は? 僕は6次産業化よりも、よりよい1次産業を応援したいところだけれど、それじゃあやってられないのでしょうね。
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