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ロンツーは終わらない 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2013/07/05 |
JAN | 9784198937201 |
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青森から東京までのロードノベルです。一人でロングツーリングを楽しむハズだった岩村は、たまたま出会った学生の斗児を東京駅まで連れていくはめになってしまう。事情を抱えた斗児を連れ戻そうとする人々や、途中で出会う土地の人たちとの関わりの中で、斗児だけでなく岩村自身も、父親との関係を考え...
青森から東京までのロードノベルです。一人でロングツーリングを楽しむハズだった岩村は、たまたま出会った学生の斗児を東京駅まで連れていくはめになってしまう。事情を抱えた斗児を連れ戻そうとする人々や、途中で出会う土地の人たちとの関わりの中で、斗児だけでなく岩村自身も、父親との関係を考えることになる…。 ロードノベルは旅の出来事と人生を重ね合わせて人間の成長を描くものですが、この作品では特に父と息子について、が主になります。岩村が途中で突っ込みをいれるほど、とにかく色んな父と息子が出てくる。岩村と斗児の関係も、かなり親子に近いように感じます。言葉にしてしまうとなんだか陳腐なんですが、つまりはそうなんだろうなと。聖書の「放蕩息子」の解釈は、その話が出てくるときには釈然としなかったけれど、最後まで読み終わってみると納得が行く。私自身が息子として扱ってほしかった時期もあるので、そういう関係は羨ましいなと思ったり。 短気で常にイライラしていても旅慣れしている岩村なら何とかしてくれるだろうという安心感があり、その分個々の出来事に集中して読めます。雑学的なものから、龍野兄弟の外れっぷり、そして旅先の風景。この作品が出版された数週間後にに東日本大震災が起きたそうで、どんなにこの作品が気に入って同じ行程を辿りたいと思っても、もう失われてしまったところもあるし、いまだに立ち入りすらできない場所もあるそうです。でも、その場所にあったであろう風景、そこにいたであろう人々を想像できる。そこにもこの作品の価値があると思います。
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ロングツーリングで青森に来ていた一匹狼の主人公、ヒッチハイクで東京から青森に来ていた休学中の大学生。 東北の各地を巡りながら共に東京駅を目指す作品。 とある事情から追っ手に追われる大学生も追っ手も主人公も、共通点は父親との確執。 旅先で出会う人たちや主人公との会話から少しずつ...
ロングツーリングで青森に来ていた一匹狼の主人公、ヒッチハイクで東京から青森に来ていた休学中の大学生。 東北の各地を巡りながら共に東京駅を目指す作品。 とある事情から追っ手に追われる大学生も追っ手も主人公も、共通点は父親との確執。 旅先で出会う人たちや主人公との会話から少しずつ自分の進むべき道を明確にし、それに伴う周囲への影響を理解する大学生。 その大学生を厳しく導きつつも、同時に自らの父親との確執に向き合う主人公。 どの登場人物も現実味のある悩みや過去を抱えており、親近感のような感覚を覚えながら読むことができます。 父親と息子はどうあるべきか、父親はその時が来たら何を思うのか。 やはり自分の父親を念頭に読み進めました。 私が幼い頃から「東京に行け、大学に行け、地元には戻ってくるな」と言い続けていた父親ですが、今思うとこれは本当にありがたかった。 今でも「地元には帰ってくるな」と言われますが、9年も東京にいれば彼の真意を理解できる程には私も成長できました。 私の場合は大学4年間を東京で過ごせたことが大きかった。 ひさしぶりに自信を持って中学生に紹介できる作品に出会えました。
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ロードムービー小説版!? 主人公がたまたま知り合った青年とその父親との関係を通して、自分の父との関係を心の中で整理していく物語。実在のサービスエリアや駅などが出てきて、馴染みやすいと思う。しかし、ラストが予想を覆うものではなかったからか、途中の話の展開や設定に結構無理がある印象が...
ロードムービー小説版!? 主人公がたまたま知り合った青年とその父親との関係を通して、自分の父との関係を心の中で整理していく物語。実在のサービスエリアや駅などが出てきて、馴染みやすいと思う。しかし、ラストが予想を覆うものではなかったからか、途中の話の展開や設定に結構無理がある印象が残った。
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