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月と蟹 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2013/07/10 |
JAN | 9784167838669 |
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商品レビュー
3.5
200件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小学生男子はこんなものといってしまえば それまでかもしれないが、ヤドカリを度々殺すのが 不愉快だった。 しかもヤドカミ様と言いながら神殺しを行う。 更に女子が仲間に入ってきても同じようにして 女子がそれを止めたり気持ち悪がったりしないのが疑問。 学校など色々なところから盗みを繰り返すし それだけで嫌な気持ちになる。 蟹と癌の話を始めたときはそういう話なのかと思ったが その方向でもなかった。 登場人物の年齢がもう少し上なら少しは納得がいったかもしれないが、 それでヤドカミ様と言い出したら痛すぎる。 不倫でもないのに親が恋愛を始めて 相手を殺したいほど憎むのはどうだろう。 親を気持ち悪いと思ったり怒ったりならまだわかる。 骨を折られるくらい問答無用で殴られていたのに 親に虐待されていて逆切れて刃物をちらつかせても、 高校生くらいでもなければ逆襲されるのがオチ。 それでしゅんとなって虐待をやめてくれるような 毒親はそうそういないと思う。 タイトルに期待して手に取ったが、タイトルの付け方にも納得できなかった。
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登場人物に狂気を感じてしまったけど、それは自分自身の境遇が幸せだから理解できないだけで、彼等にしたら当然の感情の動きなのかもしれないと思わせる力があった。数ある道尾作品の中では、どちらかといえばあまりハマらない方だった。
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子供が持つ無邪気さと残酷がこれでもかと表現されていていた 道夫さんは向日葵の咲かない夏のイメージで、物語の構成が上手い人、というイメージだったのですが心情描写が今作はきめ細かくて好きです。 最初は遊びのようにザリガニを火に炙る春也がサイコパスに見えたのですが、読み進めていくうちに...
子供が持つ無邪気さと残酷がこれでもかと表現されていていた 道夫さんは向日葵の咲かない夏のイメージで、物語の構成が上手い人、というイメージだったのですが心情描写が今作はきめ細かくて好きです。 最初は遊びのようにザリガニを火に炙る春也がサイコパスに見えたのですが、読み進めていくうちに違うと感じる。それはタバコの持ち方がわからず照れ隠しするところだったり、鳴海に心惹かれてしまうこと、そして鬱屈した環境の中で慎一に救いを見出していたこと。彼も残り二人のようにまだ大人になれない子供だったんですね。
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