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敗者の古代史
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敗者の古代史

森浩一【著】

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敗者の古代史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中経出版
発売年月日 2013/06/24
JAN 9784806147909

敗者の古代史

¥220

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2015/07/31

敗者の立場から歴史を見る。うわ大好物、とか思って手にしたのですが…。過去に他の著書で書いているので割愛とかざっくり感が物足りなく。著者様ファン向けのダイジェスト的一冊って感じでした。私は初読みだったから、ちょっとがっかり。

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2014/12/26

古代史は好きなので、森先生が編集された「日本の古代」など若い時分に読み続けたこともある。 遺作になるのだろうか。久し振りにプロの学者の著作に触れる。敗者として、饒速日から大友皇子まで取り上げている。雑誌のシリーズなので、1篇の文章はさほど多くない。 饒速日の饒は「豊」の意味があり...

古代史は好きなので、森先生が編集された「日本の古代」など若い時分に読み続けたこともある。 遺作になるのだろうか。久し振りにプロの学者の著作に触れる。敗者として、饒速日から大友皇子まで取り上げている。雑誌のシリーズなので、1篇の文章はさほど多くない。 饒速日の饒は「豊」の意味があり、饒速日を祀る物部氏は九州北東部の豊の国出身としている。奈良盆地の鳥見の地やその地に鎮座する宗像神社の考察などから論証される。成程成程。 「先代旧事本記」での饒速日の東征は具体的で、神武の記述はこれに負っているという。神武は実在したのか。饒速日は誰に敗北したのか。勿論、考えても素人に判るわけがないのだが。 その後、新たに北九州から近畿に侵入したのが応神。応神の後継の仁徳達も大阪湾を抑え、難波宮に王朝を置き、百舌鳥古墳群を築く。住吉大社の進出もその頃だったらしい。それにしては、応神はあまり王朝の始祖として顕彰されてないように思う。厚いベールに隠されている印象。先日読んだ本は、神武=崇神=応神という同一説だったが、本拠も時代も異なるし、やはり無理があるかな。 気になった話。藤の木古墳が世間の話題になった頃、関西の二大学が斑鳩町と勝手に協力し、某大学はNHKと番組を作ろうとしていた。県教委が乗り出し橿原考古学研究所が事を進める本来の在り方になった。 うーん。最近の纏向遺跡の研究など世間やマスコミの興味に阿っているような報道が多く、どうかと思っている。 歴史の敗者にスポットを当てた内容だが、当方の興味は違う処にいってしまった。判らないことは沢山。だから古代史は面白い。 本当の研究者の説得力は素人とは全然比べ物にならないと実感できた。もう少し、森先生の本探そうか。

Posted by ブクログ

2014/05/06

正史とは勝者の歴史であり、歴史から消された敗者にも功績、大義、歴史への影響力はあったはず。 勝者がいつもそんなに偉いのか、と思ってはいても、なかなか個別に知る機会は少ないので、本書によって長髄彦、蘇我一族、筑紫磐井など魅力的な敗者について知る機会を与えてくれた本書は有難い。

Posted by ブクログ

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