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三国志(八) 図南の巻 新潮文庫
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三国志(八) 図南の巻 新潮文庫

吉川英治【著】

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三国志(八) 図南の巻 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/06/27
JAN 9784101154589

三国志(八)

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商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2022/10/10

俗な表現になるが、タレント豊富な劉備陣営である。 老将黄忠、趙雲の活躍あり、張飛もかつての脳筋キャラからは成熟したような戦いを見せる。そして何よりも関羽は強い。 蜀漢の豊かな人材の、まさにピークとも言える働きぶりが描かれた巻であった。 遠くない、衰退もそこはかとなく感じさせる...

俗な表現になるが、タレント豊富な劉備陣営である。 老将黄忠、趙雲の活躍あり、張飛もかつての脳筋キャラからは成熟したような戦いを見せる。そして何よりも関羽は強い。 蜀漢の豊かな人材の、まさにピークとも言える働きぶりが描かれた巻であった。 遠くない、衰退もそこはかとなく感じさせる。

Posted by ブクログ

2022/09/19

曹操は魏王に、劉備は蜀を制し漢中王となり、孫権率いる呉を含む三国が伯仲する時代へ。やっぱり孔明は天才のままで、黄忠を含む五虎大将軍の活躍と曹操の奸雄っぷりが描かれる。目立たないけど、鳳雛こと龐統もサクッと退場。 年寄りと揶揄され、地団駄踏んで「わしゃまだやれる」とワガママ?だけど...

曹操は魏王に、劉備は蜀を制し漢中王となり、孫権率いる呉を含む三国が伯仲する時代へ。やっぱり孔明は天才のままで、黄忠を含む五虎大将軍の活躍と曹操の奸雄っぷりが描かれる。目立たないけど、鳳雛こと龐統もサクッと退場。 年寄りと揶揄され、地団駄踏んで「わしゃまだやれる」とワガママ?だけども結果を出す黄忠、それを裏方でサポートする趙雲、ただの力自慢ではなく戦上手の張飛、諭されたらコロッと寝返ってしまう馬超、そして何とも小難しいおっさん臭が漂わせながらやっぱり強い関羽。なんだかんだで統率もとれキーパーソンが明確な蜀がわかりやすく強い、と感じられる。 戦闘シーンがややワンパターン化してきてるのは長編として仕方ないと思いつつ、曹操は益々傲慢振りを発揮し、少しでも気に障ったら容赦なく殺していく"物語の悪役"としての地位を築いていく。ただ、劉備も孔明も堅苦しいくらい「いい人」なので、あまり感情移入はできない。 主要人物が齢を重ね、物語の終焉がそこはかとなく感じられるのが少し寂しい。

Posted by ブクログ

2018/04/22

どうにも曹操の魏が弱くなった、というよりも求心力がなくなってきた。 劉備の蜀が強いというよりも、家臣が勝手に勝ってくれているようにも見える。 国が大きくなると、こういう風になってしまうのかなぁ。

Posted by ブクログ

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