旗を立てて生きる 「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト 就職しないで生きるには21

イケダハヤト【著】

• 販売会社／発売会社: 晶文社
• 発売年月日: 2013/06/17
• JAN: 9784794969033

商品レビュー

2018/08/18

この本を読んだだけではイケハヤさんが提唱しているような“問題意識”を持った人間にはそう簡単にはなれない。書いてあることは全て素晴らしいと思ったが、人間としてのモチベーションが低いので“旗を立てて”生きていこうという意欲がイマイチ湧き上がってこなかった。全員がイケハヤさんのようには生きていけないのに、時代に流されて嫌でも自分の力で仕事を作っていかないといけない昨今の風潮。なんだかなぁ。

2016/02/28

何となく今の仕事に対してモヤっとしていたが、この本を読んでその理由がはっきりしてきた。

自分のように｢ただ何となく｣会社に勤め給料を貰い、これが一生涯続くかのような気持ちで過ごしている人は多いと思う。
これからの時代は会社が守ってくれるとは限らない、自分で自分を守っていかなければならないし、一度きりの人生、もっと問題意識を持って、仕事を通して解決したい問題を持つべき、との言葉がすっと自分の中に入ってきた。
仕事を通して解決したい問題がないと、働く理由をお金のため、スキルのため、といった個人的なものに結びつけてしまいかねない。そしてそれが今の会社で働き続ける言い訳になっているようならば、それは自分の価値を落とす。解決したい問題ができたとき、仕事は自分のためでなく世の中のためのものにもなる。世の中のために働くというモチベーションはやりがいにもなる。お金、スキルを目的として自分のために働くのは当たり前、どうせなら世の中のために働きましょう、と。

読み進める中には耳が痛い言葉が多くあり、それは同時に勇気付けられる言葉でもある。

文章もとても読みやすく、内容も的確、特に働き始めて何年か経った20代におすすめの本。これからも定期的に読み直したい。

2015/03/14

恥ずかしながら、この本を読むまで「問題意識」など持って働いたことはありませんでした。この本を読んで、「問題意識」を持って能動的にアクションを起こす人、「旗」を立てて生きてる人を最高にカッコイイと思うと同時に、自分のこれまでを振り返り少しショックを受けました。ぼくと同じハチロク世代のイケダハヤトさんの言葉が心に響いて、今まで読んだ中で1番影響を受けた本かもしれません。