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存在と時間(2) 岩波文庫
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存在と時間(2) 岩波文庫

マルティン・ハイデッガー(著者), 熊野純彦(訳者)

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存在と時間(2) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2013/06/17
JAN 9784003365151

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みんなの感想まとめ
  • 存在論的探求
  • 社会的共同性
  • 実存主義の視点
  • 哲学的自己理解
  • 恐れと非真理
  • 日常生活の反映
  • 格差解消の試み
  • 深い思索の促進
  • ハイデガーの洞察
  • 現代の問題意識

テーマは人間の存在とその社会的な位置づけであり、特に「共同存在」や「頽落」といった概念を通じて、私たちがどのように世界内で生きているのかを探求しています。ハイデガーは、現存在が持つ「恐れ」や「非真理」を否定せず、むしろそれを受け入れることで、より深い実存への理解が得られると示唆しています。彼の哲学は、単なる否定的な評価ではなく、日常生活の中での自己理解を促すものであり、例えば通勤や仕事における自己の位置づけを考える手助けとなります。実存主義やアナキズムの視点から、人間の格差を解消しようとする姿勢も見られ、哲学的な探求が現代の問題にどのように寄与するのかを考えさせられます。全体を通じて、ハイデガーの洞察は現代の私たちに新たな視点を提供し、思索を促します。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/01/18

この岩波文庫第二分冊中のハイデガーの主張はずっとわかりやすいのだが、ということは即ち自分は何もわかっていないのだろう、という気もする。 前半第四章の「共同存在=世界内存在=他者たち=ひと」というのは、つまり吉本隆明の論じた「共同幻想」の下に集う人を指している。 「だれもが他者で...

この岩波文庫第二分冊中のハイデガーの主張はずっとわかりやすいのだが、ということは即ち自分は何もわかっていないのだろう、という気もする。 前半第四章の「共同存在=世界内存在=他者たち=ひと」というのは、つまり吉本隆明の論じた「共同幻想」の下に集う人を指している。 「だれもが他者であり、だれもが自分自身ではない。」(p122)とは即ち、世界というマス化した価値観やルールの中に埋没している人間だ。 その後第五章で論じられる「頽落」というのは、即ち現存在たる自分自身が、この世界内存在というポジションに一時はまるというイメージだ。 この「頽落」については、 「まったく否定的な評価を表現してはいない」(p321)、 「『堕落』ととらえてもならない」(p323)、 「現存在の『夜の面』といったものを与えるものでもない」(p337) として、否定的でな意味ではない点を繰り返し強調しているところが興味深い。 「本来の自分ではいられない」というような単純な嘆きではない点は、さすが歴史的な哲学者と思う。 同様に終盤の「真理」のところに来ると、 「現存在はその本質からして頽落するものであるがゆえに ≪中略≫ 『非真理』のうちで存在している。『非真理』という名称はここで、『頽落』という表現とおなじように ≪中略≫ 消極的なあらゆる『評価』は ≪中略≫ 遠ざけられなければならない」(p505) として、非真理を否定しない姿勢を示している。 これらを非常に単純化し、自分の日常に落としてみると、例えば、 ・現存在 →普段の自分(本名) ・世界内存在 →会社員としての自分(名刺)、役職、椅子 ・世界 →会社、事業 ・他者たち →同僚など仕事関係のみなさん ・頽落 →通勤 ・真理 →事業とはこうあるべき ・非真理 →でもきれいごとでは業績上がらないよね ではないかと感じた。 ハイデガーにとっては、通勤とか知らんと思いますが。 頽落とばかりに地下鉄に揺られて通勤し、色々と気を遣いながら、気の進まない非真理的仕事を引き受けるサラリーマンも、そんなに否定的にとらえなくてもいいよ、というハイデガーの励ましかと感じた。 後半が楽しみだ。

Posted by ブクログ

2024/01/13

相変わらず面白い。 真っ当なことしか書いてないなハイデガー先生。 現存在にとっての「恐れ」は特によかった。 恐怖の対象を開示させる、それこそが確かな実存への一歩となる。 岩波文庫は巻数が多くて嫌になっちゃう。

Posted by ブクログ

2020/09/27

存在と時間(二) (岩波文庫) (和書)2013年08月31日 13:39 ハイデガー 岩波書店 2013年6月15日 『存在と時間』二巻目(全四巻) 木村敏がハイデガーの『存在と時間』について書いていたのを思い出した。実存主義とアナキズムを学として成立させようという試み。...

存在と時間(二) (岩波文庫) (和書)2013年08月31日 13:39 ハイデガー 岩波書店 2013年6月15日 『存在と時間』二巻目(全四巻) 木村敏がハイデガーの『存在と時間』について書いていたのを思い出した。実存主義とアナキズムを学として成立させようという試み。それが現象学なのかもしれない。他の本も読んで研究する必要を感じる。 先ず思うのは人間の格差を解消しそれを学として捉えようという姿勢である。それが現存在を考える究極の目標である。その姿勢はアナキズムを学として成立させようとすることである。その姿勢はキルケゴールに見ることができ、木村敏がハイデガーとキルケゴールから統合失調症と捉えようという姿勢を理解できる。 統合失調症は格差の論理ではなく格差を解消することによって真理(普遍的命題)を見ようとする姿勢である。統合失調症と実存主義、アナキズムが関係してくる所以がそこにある。木村敏がキルケゴールやハイデガーから考える理由を理解できる。 哲学の根幹がそこにあるということである。

Posted by ブクログ

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