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ノットワークする活動理論 チームから結び目へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新曜社 |
発売年月日 | 2013/06/13 |
JAN | 9784788513471 |
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ノットワークする活動理論
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「『交渉によるノットワーキング』とは、弱く結びついた行為者と活動システムの間で恊働のパフォーマンスが急速に脈動して広がり、部分的に即興で統合することを表す。」とのこと。バーカーのいうチームは「鉄の鳥かごを締め付けていく」という比喩に対しての言葉として、「風の強い場所に張るテントか風に舞う織物のようなもの」とも述べている。 自分の感覚で捉えれば、完全に機能が分化した自動車のようなイメージではなく、地形や障害物に合わせて形を変えながら進むアメーバのような…? ロバート・ジネットは「完成を否定すること」によって慣例から脱却する勇気のある熟練した機長が能率のよいチームを作っていたという。そういったチームでは、「実行と相互作用の慣例化した様式を獲得」し、「チームの境界を拡張し、透過性を増している」と述べている。「操縦室乗務員をわたしたち・客室乗務員をあなたたちと呼ぶことなく、全員を私たちとして話を進めた。権限がかなり分散しているチームの拡張的移行には、慣例や週間を拒否することがかかせない」ともいう。安定した状態からリスクを伴う不安定にするために、ファーストペンギンは必要なのか? 組織の「志向は創発的」で「目標や計画に還元できない」と捉えるというのは、知識や技能の獲得→実行モデルから、交流⇆交換モデルに変わったイメージ?世の中がこのモデルになり始めると、加速度的に多様化が進み、さらに獲得→実行モデルでは世の中を渡っていけなくなることには納得。 アメーバのような野火的活動というイメージにも納得する。 活動理論の5原理 第1原理:対象志向 第2原理:ツールと記号による媒介 第3原理:行為と活動の相互の構成 第4原理:変化の源としての矛盾と逸脱 第5原理:歴史性 の枠組みの中で、「対象の中に住まい、境界を越えて接続し交換せよ」 ノットワーキングは複雑な問題を解決し、各分野の作業手順を全く創り変える →新たな職位や組織の中心を設置する必要はなく、むしろそうした試みを拒絶する 標準的な手続きや台本に沿った規範からの逸脱と拒絶がこのような携帯が成立するための基礎となる。その効力と価値はその形態の分散型行為主体性と集合的志向性にある。 とある。 ということは、今までの枠組みや規範、慣習を守らせようとする圧力を軽減したり、今までのやり方に固執せずに自分のアイデアで問題解決しようとする個を意味付けしたりすることで、ノットワーキングが起こりやすくなる?
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残念であるがあまりピンと来ない本である。エンゲストロームの本で卒論指導をするということは難しいと思われるので、学生がこれを読んで参考文献にするのも難しいかもしれない。
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