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家族 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2013/06/14 |
JAN | 9784575515855 |
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
今回の一冊は、小杉氏の得意とするところの裁判が舞台となる。 2009年(平成21年)5月21日から始まった裁判員制度がテーマとなっている。 牧田孝一郎の母親が、自宅で何者かに絞殺されたことから物語は始まる。 家庭内のいざこざが原因で実母を絞殺したのではと、メディアは息子の孝一郎に...
今回の一冊は、小杉氏の得意とするところの裁判が舞台となる。 2009年(平成21年)5月21日から始まった裁判員制度がテーマとなっている。 牧田孝一郎の母親が、自宅で何者かに絞殺されたことから物語は始まる。 家庭内のいざこざが原因で実母を絞殺したのではと、メディアは息子の孝一郎に疑惑を集中して報道する。 初期症状の認知症を発症した母親である文子に対し、日頃から激しい言葉を投げかけていた孝一郎が真っ先に疑われたのだ。 そんな渦中、警察はホームレスの男を犯人として逮捕する。 容疑者の三田尻作雄は取り調べに対し、素直に文子を絞殺したことを認めた。 谷口みな子は、33歳を迎えた時から母親の介護に明け暮れていた。 仕事などでやむ無く母親を一人にする時などは気が気ではなく、時には介護ヘルパーから緊急事態を告げられ、急ぎ帰宅しなければならない事態も度々だった。 あまりにも忙殺される時、認知症の母親が居なくなればと想像したりもし、後にそんな自分勝手な想いを抱いた自分に自己嫌悪を感じることもあった。 そんなみな子に裁判員としての要請があり、当初は母親の介護のために辞退しようとしたのだが、被害者が認知症を患っていた事をメディアで知っていたみな子は、息子の孝一郎が介護の問題から逃れるために、被告人の三田尻に殺害を依頼した嘱託殺人事件なのではとの疑惑を抱き、裁判員として参加することを決める。 裁判が始まり被告と対面した時、殺人を犯すような人物には程遠い印象をみな子は抱く。 傍聴席にいる被害者の息子である孝一郎は、被告人を見る目に怒りなどは伝わって来ず、三田尻に同情さえ感じているのではと思える程の表情をしていた。 そんな二人の姿を見たみな子は、孝一郎は三田尻に母親の絞殺を依頼したとの疑念を一層強くする。
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裁判員制度が始まった当初の作品。裁判員制度と高齢化社会における介護に問題を投げかける法廷ミステリ。一気読みしたが重い。
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2018.09.18.読了 うーーーーん。茶番だなー。 こんな裁判ホントにあるの? あるなら、問題でしょう。つまらなかった ただ、安楽死問題については政府も早く着手すべきだと思う。どうしてこんなに大事なことをほったらかしているんだろう。 高齢化、少子化、重税、社会保障、それらと...
2018.09.18.読了 うーーーーん。茶番だなー。 こんな裁判ホントにあるの? あるなら、問題でしょう。つまらなかった ただ、安楽死問題については政府も早く着手すべきだと思う。どうしてこんなに大事なことをほったらかしているんだろう。 高齢化、少子化、重税、社会保障、それらと並んで考えなければいけないのはやはり安楽死だと思う。 臭いものに蓋するのはもうやめよう
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