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わたしのノーマジーン ポプラ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2013/06/05 |
JAN | 9784591134962 |
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
久しぶりに再読。シズカとノーマジーンのやりとりがかわいい。 無垢で遠慮のない態度にどんどん絆されていくシズカが良い。文庫化にあたり、タイトルに「わたしの」が付いたのも、よりノーマジーンがかけがえのない存在に感じられて好きです。 初野さんの小説はいつも扱うテーマが重たいのですが...
久しぶりに再読。シズカとノーマジーンのやりとりがかわいい。 無垢で遠慮のない態度にどんどん絆されていくシズカが良い。文庫化にあたり、タイトルに「わたしの」が付いたのも、よりノーマジーンがかけがえのない存在に感じられて好きです。 初野さんの小説はいつも扱うテーマが重たいのですが、今作ではシズカがシニカルな笑いを提供してくれて、読みやすいなと感じました。 寓話や参考資料を下敷きに、とても大切なメッセージを届けてくださるのが、初野さんの小説の良いところです。期待通りの面白さでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
来年には世界が滅びると噂される荒廃した世界の片隅で、カバン修理で細々と生計を立てている車椅子の女性シズカ。 そんな彼女の元に、言葉を話す不思議なサル“ノーマジーン”がやってきた。 無邪気なノーマジーンとの奇妙で穏やかな生活がはじまったが、やがて二人の抱える秘密が明らかになっていく──。 体の不自由さとその生い立ちゆえに外界とのつながりを絶ち、ずっと一人で孤独に生きてきたシズカ。 介護ロボットの代わりにやってきたノーマジーンは人間の子ども程度の知能しか無く、はっきり言って役立たず。 手順を覚えられないので家事も頼めない上に仕事の邪魔をする彼を、シズカはとことん邪険に扱います。 本書の2/3以上を占める第一部では、そんな二人のささやかな日常の出来事が淡々と綴られていきます。 現状に不満を持たず、他人を必要としないシズカですが、純粋でひょうきんなノーマジーンに影響され、少しずつ変わっていくのです。 一人きりの閉じた生活よりも張りが出てきて、次第に彼の存在が大きくなっていく様子が、細かいエピソードの積み重ねと共につぶさに読み手に伝わってきます。 自分よりも弱い存在である彼を励ますために歩行リハビリをはじめたり、自分の食事を分け与えたり。 傷つかないように自分を守り、諦めの中で生きていた彼女が、誰かのために何かをしてあげたいと思えるようになる。 それって愛だよね…と、読んでるこちらの心も温かくなってきた矢先、第二部からガラリと様相が変わり、急展開に。 寓話めいた雰囲気から一転し、残酷で容赦のない現実を突きつけられるシズカ。 知らなかったら、幸せが続いたのに。 知ってしまったからには、知らなかった頃にはもう戻れない。 何かに苦しんでいるシズカの様子を敏感に感じ取り、取り繕うように明るくふるまうノーマジーンの姿が切ない。 そしてラスト…残酷な真実と同様に、一度知ってしまった愛する気持ちを手放すことなんて、できやしないのです。 最後にまた、読者の気持ちを温かくさせてくれました。
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終末論が囁かれる荒廃した世界―孤独に生きるシズカの前に現れたのは言葉を話す不思議なサルだった。シズカを支えるためにやって来たという彼の名は、ノーマジーン。しかしその愛くるしい姿には、ある秘密が隠されていた。壊れかけた日常で見える本当に大切なものとは。
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