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田舎の紳士服店のモデルの妻 文春文庫
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田舎の紳士服店のモデルの妻 文春文庫

宮下奈都【著】

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田舎の紳士服店のモデルの妻 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/06/07
JAN 9784167838584

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田舎の紳士服店のモデルの妻

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商品レビュー

3.4

112件のお客様レビュー

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2025/12/22

とある誰でもない専業主婦の女性が、誰かになりたくてもがきながら、最終的に自分であることをゆっくり受け入れていく物語、ということになるんだと思う。虚栄心、嫉妬、見栄、優越感、劣等感、そういった感情とその日々が丁寧に描かれている。もしかすると子育てをしている多くの女性は、主人公の気持...

とある誰でもない専業主婦の女性が、誰かになりたくてもがきながら、最終的に自分であることをゆっくり受け入れていく物語、ということになるんだと思う。虚栄心、嫉妬、見栄、優越感、劣等感、そういった感情とその日々が丁寧に描かれている。もしかすると子育てをしている多くの女性は、主人公の気持ちやシチュエーションに強く共感するのかもしれない。 俺はと言えば、性や役割の違いもあるとは思うけど、考え方として主人公はなかなかまっすぐに歪んでいて(これは物語の装置として拡大レンズを通して描かれているからだとは思うけど)、強い共感はあまり感じなかった。でも、あまり共感できない主人公なのに胸を打たれる場面がいくつもあって、日々に織り込まれる小さな喜びを描くのがとても上手い一冊だと思った。 それと、主人公がこれまで自分を縛っていた考えから、ふと自由になる瞬間がとても良く描かれていて印象に残った(もちろんその後すぐに考え直したり、揺れ戻したりもするのだけど)。途中で彼女は恋をするんだけど、そこで一線を越えさせない判断も、物語として主人公を汚さず、都合がいいと言えばそうなんだけど、プラトニックなのにとても切なくて、その匙加減が本当に上手いなと思った。 前向きになれる一冊かな。面白かった。

Posted by ブクログ

2025/12/20

宮下先生の作品は、最後の数ページにメッセージが込められていると思う。なので、単調な綴りかと思っていたら最後にガーンと衝撃、感動がはしる。途中途中、ブラフはあるが理解に乏しい私でも最後に書かれた数ページでようやくこの作品の奥深さに触れられた。 この作品はとある主婦が、旦那がウツにな...

宮下先生の作品は、最後の数ページにメッセージが込められていると思う。なので、単調な綴りかと思っていたら最後にガーンと衝撃、感動がはしる。途中途中、ブラフはあるが理解に乏しい私でも最後に書かれた数ページでようやくこの作品の奥深さに触れられた。 この作品はとある主婦が、旦那がウツになって田舎に引っ越した先での出来事を通しての「私」について、平凡に繊細に描かれている。誰もが自分を非凡と思いたいがそうではないと認める瞬間、「普通でいいさ」と言うが誰もがそれぞれ個性が違う中の普通とは何か、普段気づかないふりをしていた部分を優しく掘り返す、そんな宮下先生の素晴らしい作品だ。別の作品を読みたい。

Posted by ブクログ

2025/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっと積読してて期待値が低かったからか思いの外良かったのではないか…少ないページ数なのに物語の年月と同じ10年分の厚みがある気がする。30になったばかりの私には、「まさにこれ最近思ってたこと!」で、あと5年、10年たったらこんなことで悩んでたねって懐かしむ時が来るのかな。 主人公の梨々子が東京に居た時と田舎に移ってから、だんだんはっきりしていた輪郭がぼやけていき、考えが曖昧で加齢とともにきゅっとしていた身体も曖昧になっていくような、なんとか綺麗でいようと頑張るんだけど、頑張れば頑張るほど自分のことしか考えれてなくて、家族との関係も曖昧になっていく。 人生に意味なんてなくて、ただひたすらに生きるしかないのだ。だからそんなに力まず執着せず、もっと気軽にいてもいいのではないかとちょっと大人になった気がした本。

Posted by ブクログ