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島はぼくらと

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/06/06 |
JAN | 9784062183659 |
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島はぼくらと
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商品レビュー
4.2
497件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
朱里、衣花、源樹、新、4人の高校生が中心となって展開される物語。 島には高校がなく、フェリーで本土の高校に通う。 当然大学もないから、卒業と同時に島を出ることになる。 お互いの状況が解っている中で、 島で一緒に暮らしていたい、でも縛りたいわけではないという、島に残る衣花の葛藤がよくわかる。 島のくらしならではの人とのつながり、そして閉塞感。 憧れもあるけど、私には無理だとも思う。 「いってらっしゃい」、「いってきます」 「ただいま」、「おかえり」 この物語だからこそ、想いが強く感じられる良い言葉だなと思った。 赤羽環の登場にはグッとくる。 私の大切な人の故郷。。。 なるほど、こんなところにも関わりがあるのね。
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鈴木保奈美さんの番組で見て興味をもち、図書館で借りてきた。高校生の瑞々しさ、災害国で生きる運命とそれにまつわる別れ、女性として生きること。人生をどう選ぶか。いろいろなテーマが盛り込まれているが、登場人物の魅力で最後まで一気に読める。好きなキャラは新。若者たちが自分の人生を選び取れ...
鈴木保奈美さんの番組で見て興味をもち、図書館で借りてきた。高校生の瑞々しさ、災害国で生きる運命とそれにまつわる別れ、女性として生きること。人生をどう選ぶか。いろいろなテーマが盛り込まれているが、登場人物の魅力で最後まで一気に読める。好きなキャラは新。若者たちが自分の人生を選び取れる国であって欲しいと思ったり。いい読後感です。
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瀬戸内の小さな島に暮らす高校生4人の物語。 地方都市の暮らしをある種悲嘆的に描きがちな辻村作品にしては珍しく、地方を肯定的にとらえた一作。 島の日常、等身大の若者の葛藤から、大人たちの政治的軋轢等、多角的に楽しめる作品だった。 自分も地方出身であり、上京した際はコミュニケーシ...
瀬戸内の小さな島に暮らす高校生4人の物語。 地方都市の暮らしをある種悲嘆的に描きがちな辻村作品にしては珍しく、地方を肯定的にとらえた一作。 島の日常、等身大の若者の葛藤から、大人たちの政治的軋轢等、多角的に楽しめる作品だった。 自分も地方出身であり、上京した際はコミュニケーションの質にギャップを感じ、地方特有のあけすけな会話から距離をとってきた。今回、そういうコミュニケーションも悪くなかったと、気づきがあったのはありがたい。 著者の別作品「スロウハイツの神様」、「傲慢と善良」の登場人物が出てくるので、合わせて読むのをお勧めしたい。
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