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黒船来航 日本語が動く そうだったんだ!日本語
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黒船来航 日本語が動く そうだったんだ!日本語

清水康行【著】

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黒船来航 日本語が動く そうだったんだ!日本語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2013/05/27
JAN 9784000286237

黒船来航 日本語が動く

¥660

商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2018/10/11

幕末、外国からの開国圧力により各国との間で条約を結んでいったが、当初は条約の成文も概念もまだはっきりとしていなかった。その暗中模索の中をオランダ通詞や幕臣たちは苦心して各国との条約を締結していった。それは決して外国からの押し付けだけではなく、彼らは西洋流の論理に対抗するべく日本語...

幕末、外国からの開国圧力により各国との間で条約を結んでいったが、当初は条約の成文も概念もまだはっきりとしていなかった。その暗中模索の中をオランダ通詞や幕臣たちは苦心して各国との条約を締結していった。それは決して外国からの押し付けだけではなく、彼らは西洋流の論理に対抗するべく日本語を変革していき、条約の条文を作っていったのである。

Posted by ブクログ

2013/08/11

幕末における外国との交渉は大変だったのは想像に難くない。当時は、徳川幕府と貿易をしていたヨーロッパの国は、オランダのみだった。そこにイギリス、フランス、ロシア、アメリカといった国々と条約交渉をしなくてはいけなくなった。  あの福沢諭吉は、蘭学を学ぶためにオランダ語を勉強したが、...

幕末における外国との交渉は大変だったのは想像に難くない。当時は、徳川幕府と貿易をしていたヨーロッパの国は、オランダのみだった。そこにイギリス、フランス、ロシア、アメリカといった国々と条約交渉をしなくてはいけなくなった。  あの福沢諭吉は、蘭学を学ぶためにオランダ語を勉強したが、幕末という一つの時代の流れでオランダ語から英語へと切り替えて歴史上に名を残す活躍をして、現在では1マ年冊のお札の顔にもなっている。時代の変化に対応するのは重要なのだという一つの指針から人生を通して示している。   長崎奉行の配下としてオランダ語の通訳をする蘭通詞について、オランダ商館からの協力の下で確かな語学力を身に付けていたと書かれている。反面、アメリカの初代駐日総領事のハリスは、日本人のオランダ語は、古くしかも貿易業者や水夫の話すような言葉であり抽象的な概念を理解させることは骨の折れることだったという事を書いている。  現代のようにインターネットで外国の新聞、雑誌、ラジオ、テレビを利用し放題とはいかない時代の制約がそうさせたのであろう。  今の時代の通詞である官庁の外国当局との交渉担当者の語学力は、どの程度なのか気になるところだ。何しろTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で英語の資料を大量に読み込んで、日本としての国益に沿った主張をするという高度な作業をこなさなければならない。「シャラップ」と言えば済むことではないからなあ。

Posted by ブクログ

2013/05/24

版元による紹介: http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0286230/top.html 朝日新聞短評2013.7.14: http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013071400005.html 読売新...

版元による紹介: http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0286230/top.html 朝日新聞短評2013.7.14: http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013071400005.html 読売新聞短評2013.9.2: http://www.yomiuri.co.jp/book/briefcomment/20130827-OYT8T00882.htm

Posted by ブクログ

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