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パスタマシーンの幽霊 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/05/28 |
JAN | 9784101292427 |
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パスタマシーンの幽霊
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商品レビュー
4
51件のお客様レビュー
【2024年7冊目】 川上弘美さんワールドにどっぷりと浸れる22の短編集。短編なので、どのお話も数ページの間だけの展開にもかかわらず、濃厚な物語の世界を楽しむことができました。短編の中でもうっすら続いているものもあったりして、読んでいると「おっ、これは」となるのも良かったです。 ...
【2024年7冊目】 川上弘美さんワールドにどっぷりと浸れる22の短編集。短編なので、どのお話も数ページの間だけの展開にもかかわらず、濃厚な物語の世界を楽しむことができました。短編の中でもうっすら続いているものもあったりして、読んでいると「おっ、これは」となるのも良かったです。 1番好きなのは、「ナツツバキ」でした。人間の私とコロボックル並の大きさの山口さん。違うのはその大きさだけなのに、その大きさの違いが2人にとっては、とても大きい。 恋を軸にしながらも、それだけではなく、どこか不思議な雰囲気もありつつ、現実と虚構を行ったりきたりする物語たちを堪能させて頂きました。 何度でもゆっくり読みたくなる一冊ですね。
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一遍一遍読むたびに、はぁとひと息ついて、余韻に浸りたくなる。なんだかわからないけど、噛み締めたくなる。 この短編集を手に取る前に、『ざらざら』『ぼくの死体をよろしくたのむ』を読んでいたので、リンクするお話を見つけるたびに感動していた。もちろん、この短編集から読んでも十二分に楽し...
一遍一遍読むたびに、はぁとひと息ついて、余韻に浸りたくなる。なんだかわからないけど、噛み締めたくなる。 この短編集を手に取る前に、『ざらざら』『ぼくの死体をよろしくたのむ』を読んでいたので、リンクするお話を見つけるたびに感動していた。もちろん、この短編集から読んでも十二分に楽しめると思う。 『ざらざら』よりかはソフトな恋模様だった。 それぞれ異なる恋愛をしていて、チープな言い方になってしまうが、面白い。 表題作『パスタマシーンの幽霊』が特に大好きで、料理の不得意な主人公がケチャップごはんをつくるシーンが一番のお気に入りだ。短編集を読み終わってからも、この部分は何回も読み返しているし、実際に真似して作ってみたりもした。本文のかわいい言い回しを思い出しながら、それにしたがって。それで、結構おいしかったので、適当にごはんを食べたいときはこれを作るようになりました。本当に好きな短編、というか、レシピの書き方。がさつで適当なご飯なのに、主人公の説明口調が丁寧でかわいらしいんです。 「炊きたてのごはん(炊飯器があるので、ごはんだけはふつうに炊ける。なんてありがたいことなんだろう)を茶碗によそって、バターをひとかけ、ごはんのてっぺんに落とす。……………(続く)」 どうでしょう、ここまででも既にかわいいですよね。 「おしょうゆ」「お箸」と丁寧に言ってるのが良い。 「そまったへん」と適当なのも良い。 これだけで、なんとなくの主人公の性格とかバックグラウンドが見えてくるような気がする…大袈裟だけど。 ひらがなの使いどころと、擬音の使い方、説明の仕方が絶妙で、胸を掴まれた。暗記したいレベルで好き。 これってもしかして、詩なの? このレシピ、みんなに読んでほしい…!!!!! まだこのケチャップごはんをつくったことがない方には、一度ぜひつくってみてほしい。おいしいから。
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川上さんの小説で思うこと。 綺麗だけどハンカチじゃない違う布で手を拭いた気分?!みたいな感じ。 それが心地良さと居心地の悪さの共存的な感じ。
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