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現代議会主義の精神史的地位
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現代議会主義の精神史的地位

カールシュミット【著】, 稲葉素之【訳】

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現代議会主義の精神史的地位

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2013/05/01
JAN 9784622077725

現代議会主義の精神史的地位

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2026/04/09

議会制民主主義からヒトラー政権が生まれたのが不思議で、その背景を知ろうと思って本書を手にした。薄い本だから簡単に読めると思ったが簡単に挫折した。みすず書房編集部が書いたと思われる概括がカバーに印刷されている。 <この書の第一版は、1923年の刊行された。そのワイマール共和制に対...

議会制民主主義からヒトラー政権が生まれたのが不思議で、その背景を知ろうと思って本書を手にした。薄い本だから簡単に読めると思ったが簡単に挫折した。みすず書房編集部が書いたと思われる概括がカバーに印刷されている。 <この書の第一版は、1923年の刊行された。そのワイマール共和制に対する知的挑戦は、驚愕と反響をもって迎えられた。シュミットは、ワイマール国家が採用した「議会制民主主義」に確固たる道徳的・精神的基礎のないことを暴こうとしたかに見える。彼は、人々がとかく混同しがちな二つの異なった政治的理念を範疇的に区別した。その一つは自由主義であり、他の一つは民主主義である。 自由主義は個人主義を基礎とし、政治制度に表われた場合には、「公開性」と独立個人としての議員の「討論」とを原則とする議会主義となって歴史的に結実した。しかし、それに反して民主主義は一定の「同質性」と「同一化」をその原理とする。こうして「大衆民主主義の進展」は、むしろ「議会主義」の拠って立つ「精神的基礎」を崩壊させていく。シュミットは、このように説くことによって、現代政治思想史の中心問題の一つを鮮明にえぐり出した。 バーク、ベンサム、ギゾー、ミルの論理が、もはやその存在理由を失ったかにみえるとき、では何があるのか?マルクス主義的な〈独裁〉であるのか、それともソレル的な直接暴力の〈神話〉であえうのか? 「シュミットの理論はするどいポレミークにおいて優れ、変態からして常態を解明し、例外状態(戦争、革命、独裁)からして法、主権、政治などの本質を規定してゆくのが彼特有の思惟方法である。しかしその反面、彼の理論においては積極的建設的側面よりも否定的側面がつねに強調される。」(丸山真男)この特質は本書にもみられよう。しかし、現代の政治と未来の政治を語る者は、いまやここに鋭く提示された問題状況と対決しないでは、何事も語りえないであろう。> 門外漢の私には、これで十分かもしれない。うまくまとめてあるように思う。 なお、編集部の「あとがきに代えて」によると、訳者稲葉素之氏が本書の校正を終えて間もなく突然亡くなったので訳者の「あとがき」を望むことができなくなった。また、稲葉氏は当初この翻訳を嫌がっていた、とのこと。 お終い

Posted by ブクログ

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