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骨董屋探偵の事件簿 創元推理文庫
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骨董屋探偵の事件簿 創元推理文庫

サックスローマー【著】, 近藤麻里子【訳】

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骨董屋探偵の事件簿 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2013/05/22
JAN 9784488165031

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2025/01/08

サックス・ローマーという名前は覚えていませんでしたが、怪人フー・マンチュー博士のシリーズ物の作者。 往年の人気作家です。 フー・マンチューは短編を読んだことがあり、荒唐無稽だったけど、こちらはちょっと違う。 オカルト風味ありですが~事件の骨組みは、本格系。 探偵役は、貧民街で骨...

サックス・ローマーという名前は覚えていませんでしたが、怪人フー・マンチュー博士のシリーズ物の作者。 往年の人気作家です。 フー・マンチューは短編を読んだことがあり、荒唐無稽だったけど、こちらはちょっと違う。 オカルト風味ありですが~事件の骨組みは、本格系。 探偵役は、貧民街で骨董店を営むモリス・クロウ。 茶色の山高帽に、ケープ付のロングコートで身を包んでいる、存在感のある初老?の男。 事件の現場に残る気配を、そこで眠って感じ取ることが出来ると語るのだ。 怪しげだが、なぜか説得力があり、現に何度も事件解決に貢献しているという。 皆が思わず話に聞き入り、その推理力の恩恵を受けて、担当するグリムズビー警部補がだんだん昇進していったり。 クロウの娘のイシスは黒髪の絶世の美女。最高級のファッションに身を包んだ姿に、見る者すべてが圧倒される。 おや~何だか、1930年が舞台の「処刑台広場の女」みたい…? と連想したら、こちらはなんと、1913、14年の作品! コルセットで締めたロングドレスから解放されて間もない、ストンとしたシルエットの時代ですね。 アガサ・クリスティもデビューしてないぐらい昔? 往年のミステリの古めかしい面白さと、濃い闇を垣間見るような、独特な雰囲気を楽しめました。 サイコメトラーもありの今だから、意外と時代に乗ってるというのも何だか面白いですね☆

Posted by ブクログ

2024/07/10

オカルト骨董屋探偵モリス・クロウ登場の短編集。事件現場で寝て、夢で見た事柄を手がかりに事件を解決する、という、ホームズもびっくりの超人探偵。ただ決して胡散臭い眉唾物のミステリではなく、あくまで「夢を見る」ことを手がかり提示の代用にしているに過ぎない。見所は特異な探偵ではなく、ハイ...

オカルト骨董屋探偵モリス・クロウ登場の短編集。事件現場で寝て、夢で見た事柄を手がかりに事件を解決する、という、ホームズもびっくりの超人探偵。ただ決して胡散臭い眉唾物のミステリではなく、あくまで「夢を見る」ことを手がかり提示の代用にしているに過ぎない。見所は特異な探偵ではなく、ハイセンスな怪奇描写。語り手サールズによる恐怖に包まれながらも使命を全うする勇気と、やっぱり耐えきれずに恐れ慄く様に親近感が湧く。ホームズのレストレード警部に位置するグリムズビー警部補や絶世の美女イシスなどレギュラー陣の魅力も十分。

Posted by ブクログ

2021/03/02

人の思念を科学的に読み取り、死ぬ瞬間の心象風景を頭の中に再現できるよう訓練したという骨董屋探偵モリス・クロウ。そしてクレオパトラかと思わせるブルネットの美女、娘のイシスと共に謎を解く10の物語。モリスは時に現場で眠ることで思念を再現する。だからこの短編集の原題はドリームデテクティ...

人の思念を科学的に読み取り、死ぬ瞬間の心象風景を頭の中に再現できるよう訓練したという骨董屋探偵モリス・クロウ。そしてクレオパトラかと思わせるブルネットの美女、娘のイシスと共に謎を解く10の物語。モリスは時に現場で眠ることで思念を再現する。だからこの短編集の原題はドリームデテクティブという。人の記憶が見える薔薇十字探偵社の榎木津ばりのサイコメトラーなのだ。とはいえその推理は合理的にしっかりしている。フーマンチューを書いたサックスローマーだけにベストはオカルト話の「イシスのヴェール」だろうか。気品溢れるイシスの魅力がたまらなく素敵。

Posted by ブクログ

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