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とまどい関ヶ原 PHP文芸文庫
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とまどい関ヶ原 PHP文芸文庫

岩井三四二【著】

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とまどい関ヶ原 PHP文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/05/18
JAN 9784569679921

とまどい関ヶ原

¥220

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2016/08/07

あまりにも有名な関ヶ原の合戦。歴史の表舞台には登場しない武士たちが、より力のあるもの達の顔色をうかがいながら翻弄されたり、切り抜けたりする姿がとても面白く描かれていました。 息抜きに読むのにちょうど良かったです。

Posted by ブクログ

2014/09/05

傍観を許されなかった決戦。 武将達は悩んだ。 どちらに付くか。勝ち馬に乗りたい。 でも解らない。 だから保険を掛ける。自分を高く売りたい。 プライドは高い。 自身の才能信じてる。自惚れてる。 己の策略が戦局を動かしていると信じてる輩も。 城に籠る。 同僚は小大名ばっかり。 ...

傍観を許されなかった決戦。 武将達は悩んだ。 どちらに付くか。勝ち馬に乗りたい。 でも解らない。 だから保険を掛ける。自分を高く売りたい。 プライドは高い。 自身の才能信じてる。自惚れてる。 己の策略が戦局を動かしていると信じてる輩も。 城に籠る。 同僚は小大名ばっかり。 腹の探り合い。 仲間内での神経戦。 大名やってらんねー。 家来たちも大変だ。 主命とあらば、組みたくもない同輩と死中を突破しなければならない。 派閥争いは合戦中も続く。 敵は刃を交える相手だけではない。 加えて主君はどうも馬鹿かもしれない(笑)。 あー侍やめた。 あーお殿様もやめた(笑)。 あーお殿様に戻りたい・・・・人も(汗)。 やっぱり矜持は捨てられないから闘って死ぬわ(涙)。 いつの時代も組織人間は大変だ。 唸って、笑って、考えて、共感して。 いずれの作品も"深~い"味わいな作品集。 お薦めです。

Posted by ブクログ

2013/07/08

タイトルの示すとおり関ヶ原に戦いを舞台にした短編集です。 岩井さんらしく2話の安国寺恵瓊と7話の徳川秀忠を除いけば、主人公はさほど有名ではない武将たちが中心で、しかも主体的というより周りに翻弄される姿が描かれます。 逸品とは言いませんが、安定した上手さを感じさせます。

Posted by ブクログ

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