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テスト駆動開発による組み込みプログラミング C言語とオブジェクト指向で学ぶアジャイルな設計
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | オライリージャパン |
発売年月日 | 2013/04/25 |
JAN | 9784873116143 |
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テスト駆動開発による組み込みプログラミング
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テスト駆動開発による組み込みプログラミング
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テスト駆動開発を組み込みという環境に合わせて1から優しく教えてくれる本。 良い点は3つ。 まずテスト駆動開発とは何か?ということをふんわり教えてくれる。ケント・ベックの『テスト駆動開発』を読めばいいのかもしれないが、それよりもおそらく柔らかく書いているだろうし、組み込みという環境に合わせて書かれているので、気を付けるべき箇所などに目が行きやすい。 第2に、細かいノウハウに実例をもって説明を加えていることが非常に好ましいと感じる。依存関係(のあるオブジェクト)の注入、いわゆるDIにも触れているし、それを読者が体験できるようにコードも用意されている。また、ダブルとこの本では呼んでいる、モックやスタブなどの効果的な使い方も記されていてためになる。ダブルで置き換えるための3つの方法は特にそう感じた。 最後に、テスト駆動開発のことだけでなく関連する重要な要素として、設計方法やリファクタリングについて触れている点がよかった。本書でなんども出てくるファウラーの『リファクタリング』を読めばいいのだが、テスト駆動開発と一緒の文脈で学べるのが実に喜ばしい。断片的にでなく互いに関連していることを実感しながら学習できるから。 おまけとして付け加えると、最近C#やC++に触れることが多く、Cに触れていないため、ちょっとした復習にもちょうどよかった。 難点は2つあって、1つは使用するテストフレームワークがCppUtestであること。著者が開発者なので仕方ないが、近年よく使われるGtestでないことで読みづらさを感じてしまう。 もう1つは本だとレイアウト上どうしてもサンプルコードの途中で途切れてしまうことなどがあって見づらかったりする。オライリーなのでPDFで購入できるだろうが、そうすると縦にスクロールできるのでその不満は解消される可能性はある。 まとめると、勉強になるいい本。全15章あるが、7章~12章あたりは先述のダブルのことなどノウハウに該当する部分であり、読むだけでは理解が難しいところである。PCで実際に試してみながら読んでみてほしい。自分もいずれ試してみる予定。 Gtest版があれば買いなおしたい(ボソッ)。
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レガシーなイメージのあるC言語と、割と新しい設計手法であるTDDのコラボ。少々違和感があるものの、Cしか使えない業界があることを考えればこの本の存在は意義深い。
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C言語でも特に組み込みを意識した領域でTDDを実践するためにノウハウが書かれた本。 kernel driverなんてユニットテスト書けないし、書いても意味がない、という人が多いですが、オブジェクト指向の考えを取り入れることで、ロジックとHWの責務をきちんと分割しつつ、Red-G...
C言語でも特に組み込みを意識した領域でTDDを実践するためにノウハウが書かれた本。 kernel driverなんてユニットテスト書けないし、書いても意味がない、という人が多いですが、オブジェクト指向の考えを取り入れることで、ロジックとHWの責務をきちんと分割しつつ、Red-Green-Refactorとステップを踏むことで確実に実装を進めていけることがわかると思います。 ターゲットがなくても、ホスト上でロジックを先に実装してテストが通っている状態に持っていけることの意義は大きいです。 後半ではSOLID原則など設計指針の説明もまとめられていて、C言語でどのようにオブジェクト指向プログラミングができるか、も実践的なコードで解説されているので新しい発見があると思います。 監訳者の蛸島さんにお会いする機会があったのでサインをいただきました。ありがとうございました!
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