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癌と闘わない 私の選択 私の人生、私が選んではいけませんか?
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癌と闘わない 私の選択 私の人生、私が選んではいけませんか?

吉野実香【著】

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癌と闘わない 私の選択 私の人生、私が選んではいけませんか?

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぜんにちパブリッシング
発売年月日 2013/04/24
JAN 9784907175023

癌と闘わない

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商品レビュー

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2017/04/28

内容は結構壮絶という言葉が十分当てはまる闘病記である。乳がんというのは、男の私にとって、ちょっと具体的なことは想像しづらい癌。進行が遅いということは知っている。 確かに著者の言う通り、日本におけるがん治療は、いわゆる「標準治療」というものが代表的ながんには存在しており、医師はが...

内容は結構壮絶という言葉が十分当てはまる闘病記である。乳がんというのは、男の私にとって、ちょっと具体的なことは想像しづらい癌。進行が遅いということは知っている。 確かに著者の言う通り、日本におけるがん治療は、いわゆる「標準治療」というものが代表的ながんには存在しており、医師はがんの状態に応じて、「標準治療」というほぼ確立されたプログラムに沿って、治療を進めていく。 著者と自分の共通点らしきものは、同じ50代という年齢においての(著者の実年齢を知らないが、たぶん同年代のはず)死生観か。自分も、がんの再発、という現実に直面して、まず死ぬこと自体に恐怖はしなかったし、今でもそれはない。また、なにくそ、とがんと対決し、闘ってなんとしても生き抜いてやる、という考えもなく、逆に、まあ、そのうち死ぬんだろうけど、仕方ないさ、と考えでいる。 しかし、自分は著者と違い、医師の勧めに従い、抗がん剤治療を選択した。本書を読みながら、ずっと、治療を拒否するという選択肢について、自分の場合と比べながら考え続けたが、なんというか、まず自分には治療を受けないという選択は、単純に「それは怖いな」という感情が浮かぶ。かつ、著者のことを何一つ批判も評価もするつもりなど全くないが、治療を受けない選択の結果として、著者はかなりの痛みや皮膚の問題に苦しんでおられて、選択肢としては決して楽な選択肢ではない。 一つだけ、がんに関して、本書を読んで思うこと、いっそ言ってしまえば、がん患者である自分にとっての収穫は、やはりがんというのは、個人個人ですべてケースバイケースなのだな、ということ。がんになって以来、がんの闘病記は何冊も読んでいる。深刻な症状の闘病記の場合、ネットで検索してみると、上梓後数年して著者が亡くなられていることを知ったというケースはかなり多い。そういう場合、やはり気落ちしてしまうのだが、本書の場合は、現在も存命されて、ブログも書いておられる、ので何かとても安心して、ほっとした気持ちになった。 がんとどう向き合う、それはすなわち、自分の死と向き合うことと同義だと思う。そういう意味で、著者がもう一つ言っているように、がんになったということは、もし神がいるとして、神の計らい、といえるかも知れないと思う。死に向き合うのは、自分にとっては恐ろしいことではない。むしろ、生の大切さをより深く知るという作業になっている。 本書を読むと、がん治療を拒否することの是非について、ついつい考えてしまいそうになるが、読み終えれば、そういう問いかけをしている本ではない。自分が治療を受け入れている選択肢を否定するつもりもないし、繰り返すが、がんは全部ケースバイケースであるわけだし。

Posted by ブクログ

2014/06/17

20141617 昔からブログは読んでいて今回おくらばせながら図書館で借りた。 納得する点あり。 理解できない部分もあり。 癌治療は人の生き様なので非難する必要もない。 母のガン治療をみていたので、どれほど壮絶なものかはわかっていうるけれど、私は死ぬほど死がこわいので多分闘うと...

20141617 昔からブログは読んでいて今回おくらばせながら図書館で借りた。 納得する点あり。 理解できない部分もあり。 癌治療は人の生き様なので非難する必要もない。 母のガン治療をみていたので、どれほど壮絶なものかはわかっていうるけれど、私は死ぬほど死がこわいので多分闘うと思う。

Posted by ブクログ

2013/07/19

http://numatta.tsukuba.ch/e232356.html 「天命を受け入れるってどういう事だろうか」? 結構、安易に言葉や文字だけは触れる事がある 私のブックマークの一つこの人、吉野 実香氏のblog 癌告知後、治療をせずに余命(時間)を そのまま受け...

http://numatta.tsukuba.ch/e232356.html 「天命を受け入れるってどういう事だろうか」? 結構、安易に言葉や文字だけは触れる事がある 私のブックマークの一つこの人、吉野 実香氏のblog 癌告知後、治療をせずに余命(時間)を そのまま受け入れ生活をしてる 正に天命というものがあるならばそれを受け入れた 年齢も若い溌溂な女性 既に告げられた余命期間も経過 blogも毎日更新しており、「私、元気ですと。。」 何気なく生活している我々が 恥ずかしくなる位な前向きかつ快活な発信 自身のコミュニティーを愉しむが如く 本当に病に伏せているのかとすら感じる文字たち 私自身も母親の境遇から様々な情報の場に触れているが 人は一日も長く生きたい、家族と一緒に.. そして最善な治療を見出し能動的に行動する それとは一線を画し「天命をそのまま受け入れた彼女」 命とは何かという事を正にリアルに感じさせられる 初めて出会った時は、衝撃すら覚えた 癌というものは年齢が若い程、悪さする細胞の増殖も速く blogの更新も何時まで継続出来るかは解らない ここ数日は厳しい現実.. 吉野 実香氏の書籍 私の人生、私が選んではいけませんか? 引用 『自分が亡くなったら、主人にはパートナーを持ってほしい そしてパートナーを笑わせているのを上から見てホッとしたい だから、あの世で私はあなたを待ちません.. 』 未熟な私には この言葉をどう捉えて良いか持ち合わせていない そして、その最期の天命まで吉野氏の生き様を感じて於きたい 午後は渾身の一曲を.. http://numatta.tsukuba.ch/e232356.html

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