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慶喜のカリスマ
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慶喜のカリスマ

野口武彦【著】

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慶喜のカリスマ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/04/24
JAN 9784062181747

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2021/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

徳川慶喜を書いた本は多いが、この本は掘り下げが深く秀逸だと思う。秀逸なのか?愚鈍なのか?両面持ち合わせているが、愚鈍ではなく臆病だったという解説。 ・大政奉還後の”ええじゃないか”は人種愛的なエロスが充満 ・鳥羽伏見のの戦いは、戦意無し 部下が暴発 ・大阪城は籠城の城 慶喜が逃げ出したのが最大の失敗  家来を鼓舞した後の逃走。大義名分も無い 信頼の失墜  おまけに原因不明だが炎上させてしまう。 ・開陽丸に乗り込んで江戸に逃げるつもりが、船が解らずアメリカ船に案内してもらう羽目に。 ・滅法の女好きで、開陽丸にも妾を連れ込んだ。

Posted by ブクログ

2015/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

慶喜は本当は臆病だった? 朝令暮改の人は沢山いるけど、慶喜の場合は本当はどうだったんでしょう。 禁門の変のときは先頭に立ったり、神戸開港の時には弁舌あざやかだったのに、鳥羽伏見の時は夜中に大阪城を抜け出したり、王政復古の時には仮病で欠席したり。 精神分析医が解説したら面白いかも。

Posted by ブクログ

2014/05/11

封建社会存続のための最後の砦として、持ち前の政治能力とカリスマ性を駆使して針の穴に糸を通すようなギリギリの勝負を仕掛けたが、時の運に見放されて敗れ去った慶喜公の前半生を評した本。幕府内の有力者にも味方はほとんどおらず、無責任な期待をただ押し付けられるだけ、という状況の中、数少ない...

封建社会存続のための最後の砦として、持ち前の政治能力とカリスマ性を駆使して針の穴に糸を通すようなギリギリの勝負を仕掛けたが、時の運に見放されて敗れ去った慶喜公の前半生を評した本。幕府内の有力者にも味方はほとんどおらず、無責任な期待をただ押し付けられるだけ、という状況の中、数少ない身内を固めて、一会桑(一橋・会津・桑名)だけで途中までは互角の勝負をしたのは天晴、というのが正直な印象。そもそも、徳川将軍でありながら、数百人の護衛兵の調達に苦慮している時点で、時の運に見放されているとしか言いようがない。(結局、水戸藩の浪人や農民で護衛隊を急造した) 14代将軍・徳川家茂の後見人として、政治の表舞台に登場して以来、常に京都で生身の政争を強いられた点は、封建社会の開祖である源頼朝と真逆になっていて、その対称性が面白いと思った。それに、33歳にて政治力を失った後、40年以上にわたり一切の政治活動を断ってみせた精神力には、やはりカリスマ性が備わっているようにみえる。日本がいち早く先進国になれたのは、旧幕府勢力による抵抗や蜂起を、慶喜が無言の圧力で押さえつけたことが一番大きい。もっとも、慶喜が後半生で無言を貫けたのは、明治政府や徳川宗家から莫大な資金援助を受けていたから、とも言えるんだけど。(最近、「元首相」な人々がひたすら動き回って国益を損ねているのは、要するに彼らがカネに困っているから、なのである)

Posted by ブクログ

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